同じ10Kでも打ちやすい弾道は真逆!? ドローなら『Qi10 MAX』、フェードなら『G430 MAX 10K』【Myゴルフダイジェスト】
この違いは、弾道の違いによるもの。「Qi10 MAX」の弾道がドローで、スピン量は2876rpmで飛距離は267ヤード、13.0ヤード左に止まった。一方の「G430 MAX 10K」はフェードでスピン量は2911rpm、飛距離は258.7ヤードで右に13.6ヤードという結果に。 試打をした癸生川プロのコメントは、「『Qi10 MAX』はつかまるね。打点はちょっと先っぽだったけど、それでもつかまったからね。普段打っている自分のクラブと似た感じで振れたかな。『G430 MAX 10K』は構えたところに飛んでいってくれた。(もともとフェーダーなので)こっちのほうが僕は打ちやすいかな」というもの。 癸生川プロは、「Qi10 MAX」は、しっかりつかまってくれる。「G430 MAX 10K」はほどよくつかまってくれるという印象を受けたようだ。 この癸生川プロの感想を受けてデータ分析担当の小島プロのコメントは、 「シャフトやクラブスピードとかを揃えた試打結果で見ると、『G430 MAX 10K』もつかまらないヘッドではないけれど。『Qi10 MAX』のほうが多少つかまると言っていいと思います。両方“10K”という名前に相応しい慣性モーメントの高さはミスをしたときに感じて、弾道の安定性に繋がっていると思います」というものだ。 詳しい試打結果に関しては『Myゴルフダイジェスト』でチェックして、クラブ選びの参考にしてほしい。
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