【セリエA開幕節まとめ】鈴木彩艶先発のパルマが1ポイント獲得…“ミラノ勢”はドロー発進 ユヴェントスは3発大勝
セリエA開幕節が17日から19日にかけて行われ、全10試合が終了した。 【ハイライト】セリエA開幕節全10試合
■パルマ・カルチョ 1-1 フィオレンティーナ
日本代表GK鈴木彩艶が先発デビューを果たしたパルマ・カルチョは、ホームでフィオレンティーナと対戦。22分に鈴木のフィードが起点となり、アンジュ・ヨアン・ボニーからのラストパスをデニス・マンが正確なシュートで叩き込みパルマ・カルチョが先制に成功する。セービングでも安定したプレーを披露していた鈴木だったが、75分には自身のハンドから献上したフリーキックで失点。そのまま試合は1-1で終了した。
■ジェノア 2-2 インテル
セリエA連覇を目指す“王者”インテルは、アウェイでジェノアと激突。20分にアレッサンドロ・ヴォリアッコからゴールを奪われたが、30分にマルクス・テュラムが豪快なヘディングで同点弾を奪取する。82分には再びテュラムが得点を挙げて逆転したものの、後半アディショナルタイムに痛恨のPK献上。GKヤン・ゾマーのストップも実らずセカンドボールを押し込まれ、両者勝ち点「1」ずつを分け合った。
■ユヴェントス 3-0 コモ
チアゴ・モッタ新監督の下で覇権奪還を狙うユヴェントスは、ホームで昇格組コモとの開幕戦に臨んだ。トップチームデビューを飾ったサミュエル・ムバングラが23分にさっそくゴールを決めると、前半アディショナルタイムにはティモシー・ウェアが追加点をマーク。後半終了間際にもアンドレア・カンビアーゾが勝負を決める3点目を記録し、セスク・ファブレガス監督率いるコモを3-0で下した。
■ミラン 2-2 トリノ
敵地でトリノと対戦したミランは、試合終盤に驚異的な粘り強さを見せつけた。30分にオウンゴールで先行を許すと、68分にはドゥバン・サパタから追加点を被弾。それでも89分に新加入のアルバロ・モラタがワンタッチゴールで1点を返す。さらに90+5分には、ユヌス・ムサのクロスをノア・オカフォーがダイレクトで合わせて値千金の同点弾をゲット。土壇場で追いついたミランが1ポイントを積み上げた。
■エンポリ 0-0 モンツァ
昨シーズンのセリエAを17位で終え、3年連続となる1部残留を掴み取ったエンポリ。ホームでモンツァを迎え撃った開幕戦では、序盤から攻勢を強めてチャンスを創出。相手の約2倍となる11本のシュートを放ったが、最後までネットを揺らすことができずに、スコアレスでタイムアップを迎えた。