ペルーのフジモリ元大統領、釈放
日テレNEWS NNN
禁錮25年の有罪判決を受け、服役していた南米ペルーのアルベルト・フジモリ元大統領が6日、収監先の刑務所から釈放されました。 フジモリ氏は6日、家族や支持者らが出迎える中、収監先の刑務所から釈放されました。 フジモリ氏は日系2世で1990年にペルーの大統領に就任。経済の立て直しなどで手腕を発揮した一方、軍に市民の虐殺を指示したとして、2010年に禁錮25年の有罪判決が確定しました。 2017年に健康上の理由などでペルー政府から恩赦を受けましたが、2018年に最高裁判所が恩赦を取り消し、再び収監されていました。 近年は心臓の不調で入退院を繰り返していて、憲法裁判所が5日、フジモリ氏の即時釈放を命じていました。