業者から現金100万円を受け取った罪… 前池田町長に懲役2年6カ月を求刑 裁判後「なんでこんなことを」
岐阜県池田町発注の工事の入札をめぐる贈収賄事件で、加重収賄などの罪に問われている前町長の初公判が8日行われ、検察が懲役2年6カ月を求刑しました。 【動画で見る】業者から現金100万円を受け取った罪… 前池田町長に懲役2年6カ月を求刑 裁判後「なんでこんなことを」 岡崎和夫被告(76)は、町長だった2022年2月、町が発注する工事で入札参加の便宜を図る見返りに、電気工事会社の社長から現金100万円を受け取った罪などに問われています。 8日の初公判で起訴内容を認めると、検察側は「10年間にわたって商品券を受け取る関係の中で、賄賂と理解して現金を受け取っていた。権限と地位を利用した悪質な犯行」などと指摘し、懲役2年6カ月を求刑しました。 岡崎和夫被告: 「本当になぜこんなことをしてしまったのか。なんでそこで思いとどまって、ちょっと考えれば分かることなのに」 判決は11月19日に言い渡されます。