宝塚歌劇団、月組新トップコンビがお披露目 鳳月杏「ENJOY THE NOW」
宝塚月組トップスター、鳳月杏(ほうづき・あん)とトップ娘役、天紫珠李(あまし・じゅり)の新トップコンビお披露目公演「ゴールデン・リバティ」「PHOENIX RISING-IN THE MOONLIGHT-」が16日、兵庫・宝塚大劇場で開幕した(12月25日まで)。 西部劇を背景にテンガロンハットと革ジャンを身にまとった鳳月が演じるのは元列車強盗のジェシー役。勇敢さや怒りのしぐさを表現する一方で、モテ男の一面やインディアン姿でダンスをするなど、いろんな表情を見せ、トップ就任まで19年間で培った歌と芝居で存在感を見せた。 終演後、鳳月は「こうして皆さまと今日お目にかかれて、皆さまの温かい拍手を頂き、これから1カ月間こんなに幸せな気持ちでここに立つことができるのだなと思うと心からうれしく思いました」とあいさつ。 さらに「2024年も、あとわずかとなりました。ショーの中にもありますように、〝ENJOY THE NOW〟。この劇場にいらっしゃる時には全てを忘れて、私たちとの今を楽しんでいただけたらと思います」と呼びかけた。 東京宝塚劇場公演は来年1月25日~3月9日。