元「HKT48」田中美久が最新写真集を発売!「現地で食べたいものは全部食べると決めたので、当日までにめちゃくちゃ痩せて行きました!」
■22歳の一年は人生が変わった年 ――昨年末にHKT48を卒業して9ヵ月がたちました。 田中 もう2年ぐらいたったんじゃないかってくらい、すごく濃い日々を過ごしています。演技もいろいろと経験させていただいて、こうしたほうがいいのかなって感覚がわかってきたり、セリフ覚えも早くなりました。 ――バラエティ番組にも出ていますね。 田中 最初は不安だったんですけど、共演者の方が助けてくれたり、あとスタッフさんから「指原(莉乃)さんのところにいたコだよね」と言われることも多くて、さすが先輩!っていう気持ちです。私も後輩が出たときに「田中美久がいたところだよね」って、言ってもらえるような存在になりたいです。 ――東京生活は慣れましたか? 田中 最初は外に出るのが怖くて、でも今は大丈夫になりました。駅とかもわかるようになったけど、まだタクシーの運転手はできないなって。 ――どういうこと? 田中 地元の熊本やHKT48のときにいた福岡は、ここに何があるとか、こっちの道が早いとかわかったんですよ。でも東京はまだまだ。タクシー運転手になれるぐらいになったら、もう東京の女です(笑)。 ――最近新しく始めたことはありますか? 田中 お酒をよく飲むようになりました。飲むと帰りたくなくなるんです(笑)。 ――面倒くさいタイプだ! 田中 なので、最近は明日オフだろうなっていう友達に声をかけて、そろそろ帰る時間になっても、「明日オフだよね?」って(笑)。店が閉まるまでいます。 ――そこまでして帰らない。 田中 あとは、後輩に家まで連れて帰らされたこともあります(笑)。「帰りたくない」って言ってたら、そのコは私の家を知ってるので、一緒に家に帰って眠りに就かされました(笑)。 ――後輩に感謝ですね。22歳の一年は、どんな年でした? 田中 人生が変わった年です。10年いたグループを卒業して、女優業だったり、新しいお仕事に挑戦させていただいて、東京に引っ越して。 ――アイドルは22歳ぐらいまでとか決めていた? 田中 流れのままですね。アイドルとしての夢や目標がかなって、この先どうしようか考えていた時期で、周りに助けてもらいました。これに出たいとか、こうしたいって夢が全部かなって、もうこんな年はないんじゃないかってくらい、いい年でした。 ――23歳はどんな年に? 田中 22歳でやったことが無駄にならないように。22歳で見つけてもらった人には23歳でもっと好きになってもらえるように、さらに飛躍したいです! ――新たに挑戦したいことは? 田中 オーストラリアに行って思ったのが、英語ができるようになりたいなぁと。今、マネジャーさんに単語のクイズを出してもらって勉強しています。 ――少しはできるようになりましたか? 田中 最近、"レディ"と"メン"を覚えて、トイレがわかるようになりました! 今まで女子トイレは赤いスカートの標識で覚えていたんですけど、おしゃれな店とかだと英語で書かれてるからわからなくて。女の人が出てくるのを見て入ったり、誰も出てこないので思い切ってドアを開けたらキッチンだったり。 ――衝撃の事実ですね......。 田中 でも勉強して、Lが書いてあるのが女性で、Mは男性って覚えました。その勢いで、いつか通訳さんなしで海外でしゃべれるようになるのが夢です。 ■田中美久(Miku TANAKA)2001年9月12日生まれ 熊本県出身身長151㎝ 血液型=B型◯2023年12月をもって、約10年活動してきたHKT48を卒業。放送中のテレビ東京 ドラマプレミア23『夫の家庭を壊すまで』に武藤花音役で出演中。12月20日(金)公開予定の映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』に女子ーズ・イエロー役で出演。また、SNSを中心に公開している新感覚縦型ショートコント『本日も絶体絶命。』に出演中。公式X【@miku_monmon3939】公式Instagram【@mikumonmon_48】 取材・文/関根弘康 撮影/東 京祐