後半に逆転したカナダがオーストラリアに勝利…RJ・バレットが24得点の活躍
7月30日にスタッド・ピエール・モーロワで「第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)」の男子バスケットボール競技が行われ、グループAではカナダ代表(FIBAランキング7位)とオーストラリア代表(同5位)が対戦した。 試合序盤から点の取り合いが繰り広げられ、カナダはディロン・ブルックス(ヒューストン・ロケッツ)、オーストラリアはジョシュ・ギディー(シカゴ・ブルズ)を中心に加点。前半は終始1ケタで推移し、45-49とオーストラリアの4点リードで試合を折り返した。 第3クォーターに入ると、カナダが開始2分39秒までにブルックス、ドワイト・パウエル(ダラス・マーベリックス)、シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(オクラホマシティ・サンダー)の連続得点で逆転。直後に得点を許したものの、RJ・バレット(トロント・ラプターズ)、ルーゲンツ・ドート(サンダー)の連続3ポイントシュートでリードを奪い返すと、その後は接戦の展開でリードを保った。 第4クォーター序盤は両チームともにスコアが伸び悩んだが、開始3分6秒からケム・バーチ(バスケット・ジローナ/スペイン)、ブルックス、バレットの連続得点でカナダが7-0のラン。オーストラリアはたまらずタイムアウトを請求した。 中盤以降もカナダが試合を優位に進め、最終スコア93-83で勝利。大会初戦のギリシャ代表(同14位)戦に続いて、2連勝を飾った。バレットが24得点7リバウンド5アシスト、ブルックスとシェイがともに16得点を挙げた。 一方、オーストラリアはギディーが19得点7リバウンド6アシスト、ジョック・ランデール(ロケッツ)が16得点12リバウンドを挙げたものの、1勝1敗でギリシャとの最終戦に進むことになった。 ■オリンピック 男子バスケットボール グループA 試合結果 カナダ 93-83 オーストラリア CAN|26|19|27|21|=93 AUS|28|21|21|13|=83
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