高校生になった息子。その後ろ姿に「ちいさなおにぎり」を思い出すのは...【人生の午後に詠む短歌 #ごごたん】
いま、巷で「短歌」ブームが起きているのをご存知でしょうか? ミモレでは、ミドルエイジ女性読者から「人生の午後に詠む短歌」を募集中。女性たちの短歌を紹介していきます。
あんなに小さかったのに...
だってすぐ お腹空いちゃう 君だから いつでも持ってた ちいさなおにぎり 作者/ nozomiさん(50代) 解説: よく笑い、よく話し、よく眠る。だからすぐお腹が空いちゃってたのかな? 今はもう高校生になった次男。私より背も高く、頼もしく。あんなに小さかったのに。可愛かったなあーと、後ろ姿を見ながら思います。(今でももちろん可愛いけど) 『人生の午後を詠む短歌 #ごごたん』 とは? 何気ない日常の気づきや、ちょっと笑える瞬間、切ない気持ち……などを5・7・5・7・7の5句31音の歌体で表現する。短歌とは、古くは万葉集の時代から使われてきた一種の自己表現です。 特に、さまざまな人生経験を重ねてきた女性たちの歌には多くの共感の声が寄せられ、また生き方を見つめるヒントがたくさん詰まっていると話題を呼んでいます。