京極夏彦「百鬼夜行シリーズ」の前日譚を描くスピンオフ漫画「中禅寺先生物怪講義録」25年にTVアニメ化
漫画「中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。」が2025年にテレビアニメ化されることが決定し、ティザービジュアルが公開された。 同作は、昨年発表された新作「鵼の碑(ぬえのいしぶみ)」や、「姑獲鳥の夏」「魍魎の匣」などで知られる京極夏彦氏による小説「百鬼夜行シリーズ」の前日譚を描くオリジナルスピンオフ漫画。京極堂こと中禅寺秋彦が、古書店を開く前に国語講師をしていた昭和23年の東京を舞台に、中禅寺と女学生の日下部栞奈が怪異にまつわる事件に立ち向かう物語が展開される。 監督を熊野千尋、アニメーション構成・脚本を岡篤志、キャラクターデザインを鈴木政彦が務め、「この世界は不完全すぎる」の100studio(ワンダブルオースタジオ)がアニメーション制作を担う。 原作関係者からのコメント全文、お祝いイラストは以下のとおり。 【志水アキ(漫画)】 まさかの中禅寺先生アニメ化!大変光栄です!! いち視聴者としてとても楽しみにしています。 【京極夏彦(Founder)】 僕の書いた文字の連なりから生まれた男が、 志水アキさんの魔力で姿形を獲得し、 今度は動き、語るのだそうです。 しかも若いのだそうです。 驚きを禁じえません。