時速194キロ死亡事故 元少年「加速する感覚を楽しんでいた」「ワクワクした気持ちに勝てなかった」 大分地裁被告人質問
続いて、事故で弟を亡くした長文恵(58)さんが被害者参加制度を利用し、被告人に対して直接質問した。 長さん:事故後、亡くなったことを聞いて具体的に思うことは? 元少年: 「取り戻すことができない命を奪ってしまった。本当に大変なこと、申し訳ないことをしたという気持ち」 長さん:友人の車に乗せてもらった際に何を言われましたか? 元少年: 「自分のことを心配してくれるような話」 長さん:運転行為の批判はなかったのですか? 元少年: 「そういうことを言う友達もいました」 長さん:心配してくれて“うれしい”はどういう気持ちですか? 元少年: 「事故後、立ち直れないぐらい気持ちが落ちていた時に友人が声をかけてくれて元気づけられることがありました」 裁判は次回15日に結審し、28日に判決が言い渡される。
大分放送