「体内に”鉛筆の芯”が封印されし仲間おる?」名乗り上げる大人が続出 芯の成分は?刺さった場合は?
「ワイと同じように体内に鉛筆の芯が封印されている仲間おる? ちなみに場所は左の薬指 封印は小学生2年生の時に自ら封印した」 【写真】「手の指の間カンカン」をしていたら案の定…鉛筆が封印されました(閲覧注意) 北海道在住で二人のお子さんを育てている、でら(十勝で子育てどうでしょう)さん(@aerolitkurofune)がXに投稿した質問が大きな話題に。この投稿が862万件表示され、5400件を越える引用投稿が寄せられています。 でらさんと、はたして人体に影響はあるのか、日本創傷外科学会の対処法などを紹介します。 「元おてんば女子ですがおでこにあります」 「自分も小指に鉛筆の芯ある しかも青鉛筆」 「膝に封印されています!妹に突き刺されました」 「芯は取ったのですがまだ粉が残っています」 「大人しい女の子でしたが右手手のひらに封印されています。鉛筆持ったままこけたのよ」 「学校の体育の時間に鉛筆もって飛び跳ねて右太ももに刺さった鉛筆の芯…30年経った今も封印されています」 自分で誤って刺してしまった体験談や、兄弟姉妹によるもの、鉛筆の芯だけでなくシャーペンの芯の例なども。封印されし箇所も手のひら、指、太もも、腕など様々です。 この反響に「おー!すげー反響!まてまて!封印されしものだけで町作れるレベルじゃん(笑)」とでらさんも驚きの様子。そして、「まさかこんなに反響あるとは…ごめん嘘ついた…左の薬指ではなく、よく見たら右の中指やった…」と封印されし場所を改めて紹介しています。そんなでらさんにお話を聞きました。
こんなに仲間がいるとは!
――今回どうしてこの投稿を? 何か新しい育児あるあるを発掘したいと思ったのがきっかけでした。そんな時に、ふと「小さい頃に刺した鉛筆が体内に埋まっているのってあるあるかも!」と天啓を得ました(笑)。実際あるあるじゃなくても、僅かながら仲間がいれば嬉しいなと思ってましたが、まさかこんなに仲間がいるとは! ――たくさんの「封印されし仲間」が…。 印象的なのは、若い人からお年寄りの方まで、また男女の隔てもなく仲間がいたことですね。理由や原因、場所など様々な封印術式が見れて面白かったです。中には半世紀以上封印されているという方もいて、この封印術の歴史の深さを痛感しました(笑)。 ――ご自身の右中指の記憶は? 本当に記憶がおぼろげで。確か小学生低学年の時に、家で一人机に向かっている時に指の間をカンカンしていて、何故か利き腕とは逆でやってみようと思って。左手で右手の指の間をカンカンしてたら、案の定慣れていないから中指に刺さり、芯の先が折れて封印されてしまいました。 ――想像するだけで痛そうです。 その後は、血は出たと思いますが、痛みもそれほどなくて。最初は指でつまんで取ろうと思いましたが取れず、ピンセットで取るという発想もなく、「もはや救出不可能だ」と判断して、親に言うと怒られるという気持ちもあって放置していたらそのまま封印されました。今思うと「なんでそんな馬鹿なことを」と思いますが、クソガキ男子なんてそんなもんですよね。 ――身に覚えのある大人がたくさんいらっしゃるかと。指に痛みや違和感は? 不思議なもので、刺した時にもちろん痛みはありましたが、その後は何事もなく過ごしていました。そして気づいたら30年近く経ってました。 ――幼少期はどういったお子さんで? 今思えば違法ですが、自分が住んでいない団地の広場の一角に友達と一緒にゴミを集めて秘密基地を作ったりしていました。木登りは日常茶飯事ですし、公園のブランコで靴飛ばしして、道路まで飛ばしたりして近隣の皆様に迷惑かけてましたね。今、私が絶対子どもにして欲しくないクソガキ行為の1位は「ランドセルに座ってランドセルをボロボロにする」です。親の心子知らずでしたね。 ――やんちゃっぷりが伝わってきます。お子さんたちに鉛筆やシャーペンの使い方などは? まだ鉛筆やシャーペンを日常で使うような年齢では無いのですが、小学校に入ったら鉛筆は立派な刃物だということをきちんと伝えて、「自分やお友達を傷つけることもある」と伝えたいですね。しかも、普通の傷と違って一生ものになりますから。「もし芯が封印されそうになったら、解呪してあげるから早めに言ってね」とも伝えたいです(笑)。