アルピーヌ「正しい方向」への小さな一歩―ガスリーがチームのポジティブな動向を報告 オコンはメルセデスF1移籍を狙う
ピエール・ガスリーによれば、アルピーヌは「正しい方向へ」小さな一歩を踏み出しているという。 ●【2024F1第5戦中国GP】全セッションの結果、タイム差、周回数 ルノーのワークスF1チームが深刻なスランプに陥っているのは間違いない。買収されるという噂が流れ、2025年にはガスリーと同じくフランス人のエステバン・オコンの2人を失う見通しに直面している。 問題は、パワー不足のエンジン、シャシーの重量オーバーだ。しかし、ウィリアムズがいまだに第3のモノコックの製造に苦戦している一方で、より軽量な新型アルピーヌのデビューが近づいている。 クルマもアップデートを重ねていて、マイアミに間に合わせる予定だった新型フロアが上海で急きょ投入され、オコンは今週末、唯一使用可能な新型フロアを使用している。 ガスリーは中国の『Canal Plus』にこう語った。 「これまで見てきた限りでは、エステバンのクルマに施された改良は正しい方向に進んでいるようだ」 「だから、僕たち2人がこれらの開発から恩恵を受けることができるマイアミを楽しみにしているよ」。 ■オコンはメルセデスF1移籍を狙う オコンに関して言えば、メルセデスを出ていくルイス・ハミルトンのレースシートに立候補しており、トト・ヴォルフがマネジメントを担当するというおまけ付きだ。 しかし、上海で2025年について質問されると、27歳はシンプルにこう答えた。「そのうちわかるよ。僕はわからない」とだけ答えた。