3連敗ヤンキースに際どい判定 「酷い」とNYファン怒りも…直後の指揮官のリアクションに米記者驚き
ワールドシリーズ第3戦
米大リーグの頂点を決めるワールドシリーズ(WS)第3戦が28日(日本時間29日)にニューヨークで行われ、ドジャースがヤンキースに4-2で勝って3連勝。WS制覇に王手をかけた。崖っぷちに立たされたヤンキースは試合終盤、際どいストライク判定を受けた。米記者は指揮官のリアクションに驚いている。 【動画】「酷い」 際どいストライク判定の直後、ブーン監督が見せた実際のリアクション 誰も動かなかった。ヤンキースは4点ビハインドの7回、2死一、二塁のチャンスの場面で1番グレイバー・トーレスに回った。一発が出れば1点差。2番フアン・ソト、3番アーロン・ジャッジにつなげば逆転も期待できる状況。しかし、トーレスはドジャース5番手左腕のバンダの高め速球に、出かかったバットを止めて見逃したものの、ストライクをコールされて三振となった。 中継でデジタル表示される、目安のストライクゾーンからは外れていた一球。しかし、トーレスはもちろん、過去には判定に激高し退場処分を何度も受けてきたアーロン・ブーン監督も首を振るばかりで沈黙。ベンチのジャズ・チザムJr.は両手を広げて抗議の意を示したが、ヤンキースベンチにそれ以上のアクションはなかった。 米スポーツ専門局「ESPN」のアルデン・ゴンサレス記者も「この判定に激怒しなかったアーロン・ブーンに驚いたよ」と仰天した様子。米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」のヤンキース専門番組「トーキン・ヤンクス」公式Xは「オーマイガー これがストライク判定???」とつづって動画を公開すると、米ファンからは「15センチは外れているぞ」「酷い判定だ」「際どくすらないな」「なんてこった」などの声が上がっている。
THE ANSWER編集部