【8月29日 AFP】パリ・パラリンピックは28日、パリ中心部にあるコンコルド広場（Place de la Concorde）で開会式が行われ、11日間の競技が幕を開けた。 　パラリンピック史上初めてメインスタジアム以外で行われた開会式で、エマニュエル・マクロン（Emmanuel Macron）仏大統領が開会を宣言した。 　式は大雨に見舞われたパリ五輪の開会式とは対照的に天気に恵まれ、168の国と地域（難民選手団を含む）から4400人の選手が行進した。 　国際パラリンピック委員会（IPC）のアンドリュー・パーソンズ（Andrew Parsons）会長は選手と観客に対し、大会が「インクルージョン（包摂）革命」の始まりになることを期待すると述べた。 　ロシアとベラルーシからは96選手が参加するが、ウクライナ侵攻のため開会式への参加は禁じられ、大会には中立の立場で出場する。(c)AFPBB News