高校生の娘が「時給1500円」の「上場企業の仕事」というものに応募したそうです。さすがに怪しいでしょうか?時給も平均より高すぎますよね…?
時給が高いアルバイトの注意点
高時給のアルバイトは非常に魅力的ですが、同時に注意点もあります。 高時給のアルバイトにおける注意点は以下の通りです。 ●特別なスキルが必要になる場合がある ●体力を多く消耗する可能性がある ●責任を伴うケースがある ●グレー、もしくはブラックなアルバイトもある ●高校生は労働基準法による制限がある 18歳未満の高校生が働ける時間は午後10時までと、法律により定められています。労働基準法第61条では「使用者は、満十八才に満たない者を午後十時から午前五時までの間において使用してはならない」と規定されています。 また、高校生によるアルバイトの可否について、学校のルールも確認しておくとよいでしょう。中には、高校生でのアルバイトを禁止している学校も少なくないからです。校則やルールを破ってアルバイトをすると、学校側とのトラブルに発展しかねません。 時給が高いアルバイトは、その分だけ特別なスキルを求められるケースがあります。知識やスキルのほか、資格が必要な場合もあるでしょう。 特に注意すべきなのは、時給が高いアルバイトの中には、裏バイトや闇バイトと呼ばれるものもあるという点です。簡潔に言えば犯罪に触れるもの、もしくは限りなく触れそうなアルバイトです。自分自身が罪に問われる可能性もあるため、そのような可能性のあるアルバイトには関わらないようにしましょう。
時給1500円は平均相場よりも高め
東京都の現在の最低賃金は1163円であり、首都圏におけるアルバイト・パートの平均時給が1246円である点を踏まえると、時給1500円のアルバイトは平均相場よりも高いといえるでしょう。 また、高時給のアルバイトすべてではありませんが、中には裏バイトや闇バイトと呼ばれるものが存在することも事実です。犯罪に関わってしまう危険性があるため、不安であれば仕事内容などを事前に詳しくチェックしておくとよいでしょう。 出典 株式会社リクルート ジョブズリサーチセンター 2024年10月度 アルバイト・パート募集時平均時給調査【三大都市圏(首都圏・東海・関西)】 e-Govポータル法令検索 労働基準法(昭和二十二年法律第四十九号) 第六章 年少者 第六十一条(深夜業) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部