熱海・咲見町の居酒屋「ひらり」が朝昼営業を開始 新店員を迎え
居酒屋「ひらり」(熱海市咲見町)が11月1日、夜に加え朝昼も営業を始めた。(熱海経済新聞) 【写真】カウンター席のみのアットホームな「ひらり」店内(関連画像3枚) 店主の平山良子さんが2003(平成15)年10月に開業した同店。席数は、カウンター6席。おでんやおつまみ、日本酒を中心に居酒屋として営業してきた。 朝昼の営業では、朝倉昌子さんが店に立ち、食事や飲み物を提供する。「熱海の街や人、温泉が好きで10月に東京から移住した。店を利用したことをきっかけに平山さんと出会い、朝昼営業を任せてもらうことになった。主に美容関係の仕事に就いてきたが、目標はカウンターママになることだった」と振り返る。朝倉さんは同店が初めて雇用した店員。平山さんは「これまでもあったランチ営業の要望に1人では応えられなかった。朝倉さんのように若くて元気な人ならと、話はトントン拍子に進んだ」と話す。 朝昼のメニューは、梅干しや昆布、サケ、おかかから具材を選んでもらう「おにぎり」(1個300円)などを用意。おにぎりは、注文を受けてからにぎって提供する。みそ汁や漬け物、小鉢がセットになった「熱海たまごこだわりのTKG(卵かけご飯)」(1,080円)、熱海七湯の一つ「小沢の湯」でゆでた卵とおにぎり2個、漬け物がセットになった「おにぎり弁当」(550円)も用意する。「ローストビーフ」「しらすおろし」など、酒に合うつまみのほか、ビール、ハイボール、日本酒などもそろえる。価格は各550円。 「周辺の店をはしごしながら朝飲み昼飲みを楽しんでほしい。人の交流が生まれる居心地の良い店を目指したい」と朝倉さん。平山さんは「これからも飲んで食べておしゃべりして、ゆっくりと楽しんでもらえる店でありたい」と話す。 営業時間は、朝昼=10時~14時、夜=17時~22時。朝昼は火曜定休。夜は日曜・月曜定休。
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