「最初から最後までずっとクライマックス」…鈴木達央のナレーションで送る『カルキ 2898-AD』予告篇
「バーフバリ」シリーズで世界を魅了したプラバースの最新主演作『カルキ 2898-AD』が2025年1月3日(金)に公開。『RRR』(22)を上回る製作費110億円をかけたインドが贈る超大作の予告篇が解禁となった。 【写真を見る】『カルキ 2898-AD』予告篇のナレーションを務めた鈴木達央 2898年の未来では、スプリーム・ヤスキン率いるコンプレックスという組織による支配とそれに対抗するレジスタンスの戦いが繰り広げられていた。そんななか、一人の女性スマティ(ディーピカー・パードゥコーン)が宇宙の悪を滅ぼす“運命の子”を身ごもったことで、最強の賞金稼ぎバイラヴァ(プラバース)も参戦する三つ巴の戦いが勃発する。さらには、運命の子を守る不死身の戦士アシュヴァッターマン(アミターブ・バッチャン)との壮絶な争いが待ち受ける。 このたび解禁されたのは、「東京リベンジャーズ」、「Free!」シリーズなどで知られる鈴木達央がナレーションを務めた予告映像。ナレーションを務めた鈴木は、スマホ向け人気RPG「Fate/Grand Order」で本作にも登場するアシュヴァッターマン役を務めた事で今回ナレーションに起用された。収録後の本人コメントでは、「インド映画の凄さをまざまざと見せつけられた予告篇でした。なにが飛び出て来るか分からない面白さがインド映画の魅力だと思っていますが、この予告篇は、最初から最後までずっとクライマックスなのだろうなと期待させます。ちょっとでも自分がエッセンスとして味付けができたらと思いながらナレーションを読ませていただきました。インド映画への期待値が高まるばかりだなと思いますので、そんな声のパワーも込めてみました」とし、近年一層の盛り上がりを見せているインド映画への期待も滲ませた。 そんな鈴木のナレーションについて、これまで『キングダム 運命の炎』(23)、『劇場版ドクターX』(12月6日公開)等の予告篇を担当したバカ・ザ・バッカの椛嶋祐介は、収録時に「自身が担当した予告篇史上最高の『開幕!』が聞ける」とコメント。圧倒的な映像美に、鈴木のナレーションが加わって迫力が増した最強の予告篇に注目してほしい。 世界の命運を賭けた戦いが繰り広げられる『カルキ 2898-AD』。インド神話とSFが融合した史上最大規模の究極のシネマティック・サーガに期待してほしい。 ■<コメント> ●鈴木達央(予告篇ナレーション) 「インド映画にこういった形で関わるのは『マガディーラ 勇者転生』のDVDでの吹き替え以来だったので、大変うれしかったです。まだ吹き替えの時の記憶が鮮明でしたし、その後も多くのインド映画の大作が出てきましたが、現状のインド映画の凄さをまざまざと見せつけられた予告篇でした。なにが飛び出て来るか分からない面白さがインド映画の魅力だと思っていますが、この予告篇は、これは最初から最後までずっとクライマックスなのだろうなと期待させます。『RRR』も個人的体感は3、4分に一回クライマックスがくるみたいな展開が3時間続き、良い意味でお腹いっぱいとはこういうことか、と思いながら観ていたのですが、そういった期待ができる予告だなと思いました。それにちょっとでも自分がエッセンスとして味付けができたらと思いながらナレーションを読ませていただきました。役柄的に、いままでもインドの神様など演じることも多かったので、そういったご縁もあるのかなと自分的にはそんな仏縁もかすかに思い描きながら、インド映画への期待値が高まるばかりだなと思いますので、そんな声のパワーも込めてみました」 文/平尾嘉浩