マカオ、IR併設モールのポップアップ店から腕時計盗む…中国人の男逮捕
マカオ治安警察局は9月4日、前月(8月)コタイ地区の統合型リゾート(IR)併設モール内で発生した窃盗事件の容疑者として、40代の中国人(中国本土居民)の男を逮捕したと発表。 同局によれば、前月13日にコタイ地区のIR併設モールに出店するポップアップストアのスタッフからラックに陳列していた腕時計1点、約1万3000パタカ(日本円換算:約23万円)相当が亡くなっていたことに気づき、IRの警備部門に問い合わせたところ、1人の男が12日に盗んだことがわかったとの通報が寄せられたとのこと。 その後、同局がIRの警備部門から提供を受けた資料、IRの監視システム及び「天眼」と呼ばれる公共エリアの監視システムを活用して、容疑者の男の割り出しに成功。男はすでに中国本土側へ出境していたが、9月1日に港珠澳大橋マカオ側イミグレーションから再びマカオへ入境したため、同施設内で逮捕に至ったという。 男は同局の調べに対して犯行を認めた上、盗んだ腕時計については中国本土の自宅内に保管しているなどと供述。同局では、男を窃盗罪で検察院送致済みとした。