【パリ五輪】馬術"初老ジャパン"平均41.5歳の4人が自ら名乗った話題の愛称のワケ「ありがたいことですので、引き続き」
馬術団体史上初の銅メダルを獲得し、競技としても1932年ロサンゼルス大会以来、実に92年ぶりのメダルとなった総合馬術団体。 平均年齢41.5歳の4人のベテランチームが自ら名乗った話題の愛称"初老ジャパン"、誕生のワケを語ってくれました。 【写真】平均41.5歳"初老ジャパン"の活躍を見る
92年ぶり快挙も大岩義明選手(48)「まずは寝たいなと」
宮司愛海アナ:改めておめでとうございます!反響すごいんじゃないですか? 戸本一真選手:LINEだったりSNSだったり、みんなメッセージくれてなかなかまだ返信しきれてないです… 宮司愛海アナ:何通ぐらいきましたか? 戸本一真選手:400通以上ですね。 宮司愛海アナ:みなさんで喜びを分かち合う時間話ありましたか? 大岩義明選手:いや、まずは寝たいなというところで…(笑)馬術の競技場が離れていたものですから(現地時間で)5時ぐらいにバスに乗って、10時、11時に帰ってくる感じだったので、ちょっと疲れてますね。試合を終えて、休みは寝ましたがまだまだ足りないですね。 北島隆三選手:日本に勝ったらみんなでゆっくりお酒でも飲みたいですね。 田中利幸選手:すごい舞台でしたね。競技中は全然周りの景色を見られなかったんですけど(笑)東京大会は無観客だったので、今回はすごく観客の方がいて、フランスは馬術がメジャーだったりもするので、歓声もあって楽しんでくれていたと思います。 ベルサイユ宮殿を舞台に行われた競技を振り返った田中選手。そんな舞台での結果について戸本選手は「ヨーロッパの先進国にもまれてやっていくということが大事だと思っていて、この4人はそれを10年以上こなしてきてようやくたどり着いたと思っています。」と分析しました。そして…
話題の"初老ジャパン"命名のきっかけ
"初老ジャパン"命名秘話 宮司愛海アナ:愛称の"初老ジャパン"について話題になっていることは耳に入ってきていますか? 4人:はい(笑) 宮司愛海アナ:発案されたのは誰なんですか? 戸本一真選手:誰ということはないんですけど、直前のチーム合宿の時に「このチーム、ネーミングないよね」というところから冗談で出し合っていただけなんですけど、おそらく監督が「"初老ジャパン"かな」と言ったのがきっかけかなと。笑 話題になっている愛称についてきっかけを語ってくれました。 一方、38歳から48歳までいるチームの中ではこんな思いも… 戸本一真選手:まだ初老期には達してない…と思ってて(笑)ラインを引くとしたらここかなと。(48歳の大岩選手との間を区切る) そんな最年長・大岩選手は話題を集めていることについて、 大岩義明選手:名称の中身はどうであれ話題にしていただいていることはマイナースポーツにとってありがたいことですので、引き続き"初老ジャパン"でも話題にしていただけたらうれしいですね。 大岩義明選手:48歳ですから、疲れがあったりとか、ヒザが痛かったりとか色々あるんですけど、まだまだ伸びしろがあると思っていますので、毎日のトレーニングもやっていける気持ちがあります。目標を持ってやっていれば日々やっていけると思っています。 "初老ジャパン"と名乗りながらもまだまだ若さにあふれる4人でした。
めざましmedia編集部