インテリアデザイナーが2024年に見た、的外れだった寝室のトレンド(海外)
インダストリアル・シック・スタイルは冷たい印象を与えることも
むき出しのレンガや金属仕上げなどを特徴とするエッジの効いたインダストリアルデザインは、クールに見えるものの、寝室を居心地が悪く感じさせることがあるとサミエイは話している。 インダストリアル・スタイルを取り入れる場合は、その「硬さ」を和らげるために、温かみのある木材や柔らかな質感のベッドリネン、空間に合わせたムードのある照明を加えることを彼女は勧めている。
低いベッドはほとんどの場合使えない
低いフレームのベッド(またはフレームがないベッド)は非常にミニマルに見えることがあるが、サウスパーク・インテリアズ(SouthPark Interiors)のシニアインテリアデザイナーであるルーシー・ハリソン(Lucy Harrison)は、このデザインは理想的でないことが多く、時に不便なものだと指摘する。 「このベッドを広い部屋に置くと、寝室が非常に不均衡に見えてしまい、空間全体の印象や雰囲気を損なうことになる」と彼女はBusiness Insiderに語った。 さらに床に近いマットレスを使うと、ベッド下の収納スペースを活用できないというデメリットもあるという。
寝室用のセット家具は今も人気がない
「寝室は完璧にコーディネートする必要はなく、すべての家具を一致させる必要もない」とハリソンは話す。 彼女は、寝室の家具を合わせることが好きではない。ベッドサイドテーブル、ドレッサー、ヘッドボードなどはすべて同じ素材や仕上げではない方が空間が映えると考えるデザイナーは彼女だけではない。 「さまざまな家具を組み合わせた方が、寝室がより魅力的でリラックスできる空間になる」とハリソンは話している。
Alyssa Towns Swantkoski