【陸上】インゲブリグトセンにハーフマラソンの洗礼「信じられないほど長かった」/コペンハーゲンハーフ
9月15日にWAゴールドラベルのコペンハーゲンハーフマラソンがデンマークで開催され、男子は世界ロード選手権ハーフマラソン金メダリストのS.サウェ(ケニア)が58分05秒で、女子は19年ドーハ世界選手権5000m銀メダルのM.C.キプケンボイ(ケニア)が1時間5分11秒で優勝した。 インゲブリグトセンは2日前のDLファイナル1500mで優勝 また、男子には5000mパリ金メダルのJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)が出場。ダイヤモンドリーグ(DL)ファイナル(1500mで優勝)から約36時間後のこのレースでこの種目に初挑戦した。10kmまでは先頭集団を引っ張り、27分27分で通過したが、後にあきらめたかのように立ち止まる。その後、再び走り始めたものの、15kmで再び歩き始めるなどペースを落として1時間3分13秒で34位でフィニッシュ。フィニッシュ後は路面に大の字となり疲れ果てた様子を見せた。 インゲブリグトセンはレース後のインタビューで、「死にそうになるまで走っては止まりの繰り返しだった。ハーフマラソンを走り切るには良い方法ではなかった」と苦笑いしながら答えると、「フィニッシュまでは信じられないほど長かったが、応援のおかげで走り切れた。完走できたことはうれしい」と語った。 また、同日には豪州で世界陸連(WA)プラチナラベルのシドニーマラソンが開催され、男子はB.ミソイ(ケニア)が2時間6分17秒で、女子はW.エデサ(エチオピア)が2時間21分40秒で優勝し、いずれもコースレコードを更新した。
月陸編集部