「残念でなりません」川崎、38歳で亡くなった大宮の横山知伸コーチに追悼の意「サポーターから『ピッチで待ってるぞ!ヨコ!!』と...」
2008年に川崎でプロキャリアをスタート
1月4日に38歳の若さで亡くなった大宮アルディージャのU-18フィジカルコーチ兼U-18コーチ、横山知伸氏に川崎フロンターレが追悼の意を表した。 【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集! 2008年に川崎でプロキャリアをスタートした横山氏は、その後、セレッソ大阪や大宮、北海道コンサドーレ札幌などを渡り歩き、2020年に現役を引退。昨年5月からは大宮U-18フィジカルコーチ兼U-18コーチを務めていた。 横山氏は2018年に脳腫瘍と診断された後に摘出手術を受けたが、昨年夏に再発の診断をされたという。 早すぎる別れに、川崎は「横山知伸氏の訃報に接して」と題し、吉田明宏代表取締役社長のコメントを発表した。 「2008~2011シーズンに選手として川崎フロンターレに在籍していた横山知伸氏(現 大宮アルディージャU18フィジカルコーチ 兼 U18コーチ)が、1月4日に逝去されました。ご訃報に接し、クラブ一同、心から哀悼の意を表します。 横山知伸氏は、大学4年時に川崎フロンターレからのオファーを受け、すでに内定していた大手企業への就職を辞退してプロサッカー選手になる道を選択され、我々の一員となりました。以降、4シーズンにわたってセンターバックやボランチとして活躍され、川崎フロンターレの選手として公式戦通算104試合2得点の記録を残されました。 2018年末に脳腫瘍の摘出手術を受けたとの発表があり、翌年2月16日に行われたFUJI XEROX SUPER CUP 2019では、川崎フロンターレサポーターから『ピッチで待ってるぞ! ヨコ!! 』とメッセージが入った激励の横断幕が掲出されました。その後、Jリーガーとして復帰され、引退後もフィジカルコーチとしてのキャリアを歩まれていただけに、早すぎるお別れが残念でなりません。 ここに故人のご功績を偲ぶと共に、心よりご冥福をお祈り申し上げます」 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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