企業が集まる合同説明会、何を聞けばいい? 就活で「興味のない業界も見た方がいい」理由
企業の「カルチャー」を知るための質問は
気になる企業があったら、より深く知るために質問をしてみてもいいかもしれません。 たとえば、「どんなタイプの人が社内で活躍していますか」「他社と比べて御社の強みは何ですか」といった、企業側が話したいであろう内容の質問がおすすめと歌津さんは言います。 一方で、特に学生が気になるのは「その企業がどういうカルチャーなのか」でしょう。 「会社の中にはどういったタイプの人が多いですか」という質問は、企業のカルチャーを知るうえでもいいのでは、と歌津さんは言います。 また、その会社のカルチャーは社長の理念や考え方による影響が大きいので「社長がどんな方なのか」を聞いてみるのもいいかもしれません。 ただ、こういったイベントでは基本的には企業のプレゼンを聞くことのほうが多くなります。大切なのは、相手の言いたいことを聞き取る「傾聴力」だと歌津さんは語ります。 「まずは相手の話に集中し、あいづちを入れたり視点を相手に向けたりして、自分が知りたい本質的な情報を聞き出していく姿勢が大切です。最終的には、自分の軸をみつけるためにいろいろな人の価値観を知ってほしいですね」 <体験談お寄せください> 連載「就活しんどかったけど……」では、コロナ禍で変化もあった就活の「いま」を見つめ直し、よりよいあり方を探っていきます。 大学在学中、または入社3年目くらいまでの方、就活の体験を聞かせていただけませんか? 取材に協力していただける方は、こちらのフォーム(https://forms.gle/yKTLpDZUaCASevmA6)からご連絡ください。