「調子が上がらなかった」フリーマンの”お目覚め”は「悪い知らせ」 ド軍の充実ぶりを公式も強調「最高のチームのひとつだ」
強打者揃いの打線がその威力を発揮した。 現地時間5月20日、ドジャースは本拠地でダイヤモンドバックスと対戦、6-4で勝利し4連勝を飾った。1点をリードされ迎えた3回裏に3本の本塁打が生まれ、一挙6点を挙げ逆転に成功。先発の山本由伸も7回途中まで投げ2失点と踏ん張り、救援陣3人の継投で最後は2点差で逃げ切り、白星をもぎ取った。 【画像】何を言って笑わせてるの!?大谷翔平が長身の女性スポーツ選手と談笑 ドジャース打線が3回に繰り広げた猛攻は、8番キケ・ヘルナンデスのソロ本塁打により口火が切られた。そこからミゲル・ロハス、ムーキー・ベッツが安打で出塁、大谷翔平が四球を選び満塁に。この好機に3番フレディ・フリーマンのバックスクリーンへの第5号本塁打が飛び出し、序盤でスタジアムが歓喜に包まれた。さらに、ウィル・スミスもソロ本塁打で続き、ドジャースはこのイニング6点を獲得するビッグイニングとなった。 山本も7安打2失点を喫しながらも、8奪三振を記録するなど要所を締めるピッチングを披露。さらに打線の援護を受けたことで、勝ち投手の権利を得たままマウンドを降り、今季5つ目の白星を掴んでいる。 この日のドジャースの勝ちっぷりは、メジャー公式サイト『MLB.com』でも報じられており、特大の一発を放った「主役」の活躍にフォーカスしている。 3回の満塁本塁打を放ったフリーマンについて、「今シーズン、彼の最もインパクトのあるスイングの1つは月曜日に起こった。2020年ナショナルリーグ最優秀選手は、ドジャースタジアムでダイヤモンドバックスに6対4で勝利したカード開幕戦で、キャリア6回目のグランドスラムを記録した」と逆転打となった一打を絶賛。 さらに、今季はここまで「調子が上がらなかった」と評する背番号5に対し、「この強打者が再び本来の姿を取り戻しつつある今、これはナショナルリーグの他のチームにとって悪い知らせとなるかもしれない」と見通している。 他にも、フリーマンの満塁弾などで大量点の後押しを受けた山本のピッチングにも、「ヨシノブ・ヤマモトにとってはこれで十分な援護となり、彼は再び安定した投球を見せた。6回1/3を7安打2失点、8奪三振と好投した」と賛辞を並べた。 同メディアは、この日の勝利を振り返りながら、以下のようにチーム力の高さを称えている。 「50試合を終え、ドジャースはメジャー最高のチームのひとつだ。特に最近の投手陣は素晴らしい。ムーキー・ベッツとショウヘイ・オオタニの先発起用に支えられた打線も、高い期待に応えている」 ベテランやルーキーのパフォーマンスが噛み合い、白星を重ねるドジャース。開幕前の期待以上の結果を残しているスター軍団は、「世界一」という大きな目標へ向け、順調に歩を進めている。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
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