消化器内科医が勧める、膨満感を防ぐ朝ドリンク5選
※この記事は、madameFIGARO.frで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。 ------------------------------------------------------- アメリカ人消化器内科医のジョセフ・サルハブ氏は、自身のインスタグラムで、朝食に何を飲めば消化が良くなり、日中の膨満による不快感を避けることができるかを説明している。 【動画】消化器内科医が勧める、膨満感を防ぐ朝ドリンク5選。 朝食後、胃が風船のように膨らむことがある。これは過度の発酵を引き起こす食事が原因となることが多く、時にガスや膨満感を引き起こすことも。これは特に、糖分(乳糖)が消化されにくい牛乳を飲んだ場合によく起こる現象だ。一方で、特定のある飲み物は、これらの望ましくない状況を打ち消すことができるという。
FODMAPを排除し、緑茶や紅茶を飲む
サルハブ医師はまず、FODMAP(フォドマップ)を含む飲み物を避けることを勧めている。この用語は、発酵性オリゴ糖、二糖類、単糖類、ポリオールの英語名の頭文字が使われているが、つまりは小腸で吸収されにくく大腸で発酵しやすい4種類の糖質のことを指している。サイズの異なるこれらの糖質は、大腸細菌によって分解されると、大量のガスと毒素を発生させるが、そのために腸内にガスが溜まってお腹が張り、消化器官の痛みを引き起こすことになるのだ。 腹痛を避けるために、彼は抗酸化物質を含む飲み物をとることを勧めているが、これには緑茶や抹茶などの茶類が当てはまる。「(緑茶や抹茶には)腸と肝臓の健康に必要な抗酸化物質が豊富に含まれています」と医師が説明するように、実際、抗酸化物質は消化不良に関連する炎症を軽減するのに役立つと言えるだろう。また彼は、茶類の中でも、紅茶が最も貢献してくれると付け加える。味を変えたいなら、スパイシーなチャイティーにアレンジもできるし、ミルクの代用として、乳糖を含まない牛乳やアーモンドミルクを少し加えるようにアドバイスしている。