窪田正孝が“AI”役で出演『本心』池松壮亮演じる主人公を追い詰める
石井裕也監督最新作『本心』に窪田正孝がAI役で登場していたことが明らかとなった。 平野啓一郎の同名長編小説を原作とする本作。2025年、デジタル化が進み“リアル”と“リアルでないもの”の境界が曖昧になった未来を舞台に、主人公の青年・石川朔也(池松壮亮)は、AIを利用して仮想空間上に母を蘇らせる選択をする、という物語。 【写真】デジタル化社会の功罪を描き、人間の存在を揺るがす問題作 この度出演が解禁された窪田正孝が演じるのは、進化したテクノロジーを象徴する“AI”の声で、“感情ゼロ”で朔也を追い詰めるという役どころだ。 公開後、SNSでは「エンドロールを見てびっくり!」「え?どこに出ていたの?」といったコメントが飛び交い、窪田のサプライズ出演が話題となっていた。池松は舞台挨拶で「撮影時はスタッフの声を相手に演じていましたが、映画が完成したらまさかの窪田さんの声で…」と驚きを語っていた。 本作の原作者・平野氏の小説を映画化した『ある男』に出演し、石井監督がメガホンをとった『愛にイナズマ』では主演を務めていたという縁で、今回の窪田のサプライズ出演が決まったという。 『本心』は全国にて公開中。
シネマカフェ シネマカフェ編集部