KREVA「行けるなら、絶対行っておけ」 大人になる世代に伝えたいこと
年齢を重ねるにつれ、考え方はどう変化?
現在47歳になるというKREVAは、20歳のころからの心境や考え方の変化について語った。 KREVA:責任感はどんどん強くなっていると思います。 シシド:いろいろなお仕事をしていろいろな方と関わるなかで、責任感というのはどうしても生まれてきますよね。 KREVA:フェスとかに出ても、余裕で最年長だったり最多出場だったりとか、そんなことになってしまいました。 シシド:下の世代がどんどん入ってくると、自分の歳を感じますよね。 KREVA:なんか「うわあ」ってなりますね(笑)。 シシド:(笑)。でもやっぱり、KREVAさんはものすごくいろいろな方と音楽を一緒に作ってらっしゃるじゃないですか。だからそういう若い世代の感覚というのも、わりと素直に受け入れられる感じですか? KREVA:いや、俺は「好き」がすごく狭いんです。 シシド:そうなんですか? 意外です。 KREVA:なんでもかんでも受け入れられるということはないですね。だから頑張ってます(笑)。 KREVAは子どもなら怪我を気にせずにできるような行為も、大人になると「滑る、転ぶ、痛いなどたくさん知っている」といった状況からブレーキがかかってしまい、実行に移せなくなることがあると語った。 KREVA:それはかしこくなって危険を回避したとも言えるんだけど、行ったらなにも(危険なことが)起こらなかったチャンスも逃しているな、という感覚もあります。 シシド:それは絶対にそう。だからこそ、本当に「好き」が心のなかにフッと入ってこられる、いろいろな感覚が入ってこられる20歳のみなさんが、いまのうちにいろいろな経験をしてほしいなと思います。 KREVA:本当にそうです。しかもさっきも言ったように調べられるから、そこで危険回避できることもあるじゃないですか。それで調べて行けるんだったら絶対に行ったほうがいいと思います。行けるなら絶対行っておけと思っています。 KREVAの最新情報は、公式サイトまで。