<i☆Ris>初の“実写映画”インタビュー(1) ライブがなければ解散していた 普段は話さないことも
茜屋さん ありがたい機会ですよね。普段は日々バタバタする中で、活動を振り返る時間もなかなかないですしね。過去のライブ映像もあって、自分は過去のライブを見返すことはあまりないので、一気にまとめて振り返ることができました。すごくありがたい機会です。地元・秋田にも戻りました。高校生の時、仕事で上京する際、おなごりホン(秋田空港の見送りに来てくれた人と直接話せる電話機)をよく利用していたのですが、それが大人になってなくなって、寂しかったんですね。私の声をきっかけに復活して、秋田の方の優しさを感じたこともうれしかったです。
若井さん 劇場版アニメもドキュメンタリーもファンの方への感謝が同じようにありますが、ドキュメンタリーは初見の方にも見ていただける資料になりそうです。これからファンになる方は、これを見たら一番i☆Risのことが分かると思います。ドキュメンタリーを機に、新しいファンの方が増えたらうれしいですね。すごくリアルですし、昔のライブ映像は正直恥ずかしいところもあるのですが。こんなに可愛くなれるんだ!とも思います。家族に会った時の顔や方言など、ファンの方の前では見せない顔も見られます。あれは岐阜(若井さんの出身地)に行ったから出る顔ですしね。
久保田さん これこれ!と思いました。最初、映画になりますよ!と言われたら、ドキュメンタリーだと思うじゃないですか。アイドルの映画と言えば、私はドキュメンタリーのイメージが強くて。i☆Risは声優もアイドルも頑張るユニットだから、劇場版アニメにもドキュメンタリーにもなってすごい! 「どこに行きたい?」という話になって、私は欲にまみれた考えで「沖縄に行きたい!」と行ったんですけど、i☆Risとして思い出深いところということだったので、池袋と合宿をした場所に行きました。
◇自己肯定感が上がる!
--半年にわたって取材したそうですね。
芹澤さん そんなに長い取材は初めてです。一人だったからしゃべれたこともあります。素直になっていますね。