アーセナルOBのウォルコット氏、逸材ヌワネリの起用方針を語る「成長していくのをただ待つだけ」ダービーのスタメン起用には否定的
アーセナルのOBで元イングランド代表FWセオ・ウォルコット氏が、アーセナルの逸材イーサン・ヌワネリの現状について言及し、成長を見守るように促した。イギリスメディア『Londonworld.com』が伝えている。 【動画|アーセナル vs ブライトン】プレミアリーグ第3節 試合ハイライト アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、15日に行われるプレミアリーグ第4節トッテナム戦のメンバー選考に頭を悩ませている。マルティン・ウーデゴールとミケル・メリーノは負傷の影響で欠場が決まっており、さらにデクラン・ライスを出場停止で欠くことになる。 多くのメディアは、トーマス・パーティとジョルジーニョに加えて、レアンドロ・トロサールかカイ・ハヴァーツが中盤を形成すると予想しているが、一部では今夏のプレシーズンで高パフォーマンスを披露したヌワネリを推す声もある。 しかしながらウォルコット氏は、17歳のヌワネリをトッテナムとのノースロンドン・ダービーに出場させることはリスクが伴うと考えているようだ。Youtubeチャンネルの『The Arsenal Way』に出演したウォルコット氏は、今節行われるビッグマッチのスタメンを次のように予想している。 「おそらくハヴァーツがその(MFの)役割に戻り、ガブリエウ・ジェズスが前線で先発すると予想する。ヌワネリがそのポジションで先発するとは予想していない。彼は中に入っていくのが好きな選手だと思う。多くの選手が欠場する試合で先発する準備ができているかは疑問が残る」 「しかし、彼はインパクトを与えることができると思う。私がかつて(アーセナルで)試合に出場した時は、自分の地位を固めるべき時に起用され、そしてインパクトをうまく残すことができた」 続けてウォルコット氏は、ヌワネリの現在地について自身の見解を示した。 「確かに、監督がチャンスを与えた時には次のステップに進む必要があるが、今は適切なタイミングではないと思う。しかし彼は素晴らしいプレシーズンを過ごし、良いアスリートだと思う」 「これは我々が一歩引いて考える必要があるケースの1つだと思う。我々は、ヌワネリが成長していくのをただ待つだけだ。彼にはいい点がたくさんあるし、若い監督は現代の選手が共感できる新しいアイデアを持っているからね」 アーセナルは日本時間15日22時に、敵地トッテナム・ホットスパー・スタジアムでトッテナムとのノースロンドン・ダービーを控えている。
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