注目度増す成分“ガラクトミセス”とは?
ここ最近、“ガラクトミセス”を配合したコスメを多く見かけるようになった。⻄原羽衣子アットコスメリサーチプランナーによると「『SK-II』の大人気商品“フェイシャルトリートメントエッセンス”(75mL、1万1990円/160mL、2万2000円/230mL、2万8050円※編集部調べ)に含まれる「ピテラTM」が、ガラクトミセス培養液であるという認知が広がり、口コミでもガラクトミセスが入っているプチプラ商品を求める動きが見られている」と説明する。 【画像】注目度増す成分“ガラクトミセス”とは?
成分の活用は多岐にわたり、9月にフルリニューアルした「ボタニスト(BOTANIST)」の“ボタニカルシャンプー”(5種、各460mL、各1540円)と“ボタニカルトリートメント”(5種、各460g、各1540円)、「魔女工場」の“ガラク ナイアシン2.0エッセンス”(50mL、2900円)、「セルヴォーク(CELVOKE)」の“スキンレゾネート リキッドファンデーション”[SPF32・PA+++](全4色、各26g、各5280円)に配合。シャンプーからファンデーションまで幅広く採用されている。そこで同3ブランドに“ガラクトミセス”を配合した商品の動向や採用した理由を聞いた。
―――“ガラクトミセス”を配合したアイテムの売れ行きは?
吉田 周平「ボタニスト」開発担当:リニューアル発売した初月(9月)の売上高は前年同月比11%増だった。本体は同21%増で着地し、累計販売数は1億7000万本(23年11月時点)を記録し好調に推移している。
崔世梨(チェ・セリ)「魔女工場」マーケティング部 アソシエイトマネージャー:“ガラク・ナイアシン2.0エッセンス”は累計販売数230万本(20年2月~23年6月)を突破した。
八塚七恵「セルヴォーク」PR:“スキンレゾネート リキッドファンデーション”は8月の発売以来、好評を得ている。ベースメイクカテゴリーのシェアが大きく上回っている。