イベントが多い海沿いの地域に新たな橋 りんかいひなた橋ができたわけは…
テレビ宮崎
宮崎港の緑地と阿波岐原森林公園をつなぐ歩行者や自転車用の橋が新たに架けられました。 なぜここに橋を架けたのか。 背景には、宮崎港周辺の周遊性を向上させ、利用者を増やす狙いがあります。 記念セレモニーには、国土交通省や県などからおよそ60人が参加し、明星幼稚園の園児が風船を空に飛ばし、橋の供用開始を祝った後、海を眺めながら渡り初めを行いました。 全長80メートルの「りんかいひなた橋」は、宮崎港西地区緑地と阿波岐原森林公園をつなぐ橋で、双方のエリアを簡単に行き来することができます。 隣接するみやざき臨海公園とあわせて周遊性を向上させ、利用者を増やす狙いです。 (県中部港湾事務所 小川美智夫所長) 「北のマリーナ(みやざき臨海公園)はいろんなイベントが開催されていて、こちらの岸壁(宮崎港西区緑地)はときおり国際観光船が来ることで賑わっていたが、このあたりが連携して一つのイベントで活用されることを期待している」 更に来年度には、宮崎港からJR宮崎駅へと繋がる市道・宮崎駅東通線が完成する予定で、宮崎市中心部からの港へのアクセスが向上します。 県は宮崎港にある緑地エリアを貸し出し、民間による商業施設の整備も検討していて、市場調査を兼ねた民間事業者からのアイデア公募を実施。 結果は、今月中に公表される予定です。
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