8大会ぶり8強目指した正智深谷、東福岡に善戦及ばず 大和田悠主将「思い切って表現できた」【全国高校サッカー】
◇31日 第103回全国高校サッカー選手権大会2回戦 正智深谷0―2東福岡(浦和駒場スタジアム) 8大会ぶりの8強を目指した正智深谷は優勝候補の東福岡に競り負けた。中盤での攻防や球際の争いで互角以上に渡り合いながら、後半18分に自慢の堅守が決壊。守備陣がゴール中央に引き寄せられた瞬間、ぽっかりと空いた左サイドからMF稗田に左足で巧妙に流し込まれた。小島時和監督は「一瞬のスキを使われた1点が痛かった」は振り返った。 全員が体を張り、戦い、危機をしのぎながら、速攻やセットプレーを勝機につなげたかったが、ゴール前に迫る回数は限られ、終了間際にとどめを刺されて力尽きた。チームをけん引してきた主将MF大和田悠(3年)は「このチームをまとめるのが楽しかった。3年間やってきたことを思い切って表現できた」と胸を張っていた。
中日スポーツ