「1週間以内にコースに出れるようにして」!?…ゴルフレッスンでムチャな要求をする若者が増えている?
ボールをまともに打てるようになるには最低でも1カ月はかかる
また、山本氏は「コースデビューをしたいのであれば、あらゆる準備は計画的に行ってほしい」と話します。 「以前とあるゴルフのイベントに参加した際、サラリーマン風の男性の方から『今までゴルフをした経験は一度もないが、会社の接待で来週コースに行くことになったので、せめてボールが当たるように教えてほしい』と相談を受けました。さすがに1週間以内にボールをまともに打てるようになるのは非常に難しく、最低でも1カ月は見なければなりません」 「また、本来コースに出る時は『男性なら襟付きのポロシャツにチノパン、またはスラックス』といった『ゴルフウエア』を身に着ける必要がありますが、なかにはジャージや体操着のようなもので来てしまう人もいるようです。野球やサッカーなどにも専用の『ユニフォーム』がありますが、ゴルフウエアもゴルフをするためのユニフォームです。周りに迷惑をかけないように、事前にそろえておくのが無難です」 「ほかにも、SNS上では『ルールやマナーを覚えてこなかったので大変な思いをした』『スタート時間=集合時間だと勘違いしていた』など、様々な体験談が散見されます。ゴルフは用意するものや覚えることがほかのスポーツと比べて多いイメージがあるかもしれませんが、ゴルフを始めるにあたっては最低限でもいいので「予習」が必要だといえそうです。 最後に山本氏は、「勘違いをしたり何度やってもうまくならない人に限って、なかなかプロからのレッスンを仰ごうとしてくれないのが現状です。私たちはボールの打ち方はもちろん、ウエアは何を着ていけばいいのか、どんなルールやマナーを覚えればいいかなど、ゴルフに関することは何でも相談に乗ります。是非ともプロの下でレッスンや相談を受けてほしい」とビギナーに呼びかけました。
ピーコックブルー