香港の新星「MIRROR」メンバーが主演! 東京貴金属店襲撃事件に着想を得た「盗月者 トウゲツシャ」11月22日公開
香港で絶大な人気を誇るアイドル・グループ「MIRROR」のメンバー、アンソン・ロー、イーダン・ルイ、ギョン・トウが主演したクライム・アクション「盗月者 トウゲツシャ」が、11月22日より公開されることが決定。あわせて、日本版ポスターが披露された。 【フォトギャラリー】「盗月者 トウゲツシャ」場面写真 同作のベースとなったのは、東京の貴金属店で起きた、高級腕時計を大量に香港人窃盗団が盗み、その後香港で犯人が逮捕された事件。若き天才時計修理工が窃盗チームに入ることを強要され、時計強奪に巻き込まれていく。 東京の銀座や新橋を中心にロケーションを敢行し、香港映画ならではの迫力あるアクションシーンも満載。香港では今年の旧正月(春節)にあたる2月9日に公開され、10日間で2000万香港ドルの興行収入を記録する大ヒットとなった。3月に開催された第19回大阪アジアン映画祭のスペシャル・オープニング作品としても上映されており、観客から日本公開を熱望する声が多かったこともあり、今回の日本公開が実現した。 アンティーク時計の修理に天才的な能力を持つ時計修理工のマー(イーダン・ルイ)は、老舗時計店の二代目店主であり、裏では盗難時計売買の顔を持つロイ(ギョン・トウ)に自身が修理した時計を偽造販売したことがばれ、ある高級時計の窃取を強要される。狙いは、東京・銀座の時計店に保管された、画家ピカソの死から50年後に発見された彼が愛用していた3つの時計。集められたチームは、リーダーのタイツァー(ルイス・チョン)、爆薬の専門家マリオ(マイケル・ニン)、鍵師のヤウ(アンソン・ロー)、そしてマー。彼らはオークションが開催される東京へと飛び、下調べをして銀座の時計店に侵入したが、ピカソの時計が保管された金庫の中に、偶然にも月に到達した唯一の時計・ムーンウォッチを発見してしまう。予想外の展開にマーたちの運命は大きく狂い始め、日本の大富豪で裏でやくざと繋がる加藤(田邊和也)をも巻き込み、チームに危険が迫る。 「MIRROR」は、香港のViuTVで開催された音楽サバイバルオーディション番組から誕生した香港初の大型男性アイドルグループ。本作品の主演を飾っているアンソン・ローとイーダン・ルイは、日本で大ヒットしたTVドラマ「おっさんずラブ」の香港リメイク版である「大叔的愛」で主演を演じて爆発的人気を得た。共演には「燃えよデブゴン TOKYO MISSION」「星くずの片隅で」のルイス・チョン、「アニタ」「風再起時」のマイケル・ニン、日本からは田邊和也、笠原竜司、朝井大智が参加している。 監督は、CMディレクターから映画監督に進出したユエン・キムワイ。編集を「ファイアー・レスキュー」「マンハント」のウォン・ホイ、音楽を「全力スマッシュ」「映画 真・三國無双」の波多野裕介が手掛けている。 「盗月者 トウゲツシャ」は、11月22日より渋谷HUMAXシネマ・池袋HUMAXシネマズほか全国順次公開。