デメリットはあるの? 雨や埃から愛車を守ってくれる「バイクカバー」
バイクカバーにも弱点はある?
ガレージなど屋根がない場所にバイクを保管している人の中には、「愛車を雨ざらしにしたくない」や「埃などからバイクを守りたい」などの理由で、バイクカバーを利用している人も多いと思います。 【画像】愛車を守るバイクカバーのメリット・デメリットを画像で見る(10枚) そんなバイクカバーは外敵から愛車を守るだけでなく、盗難やいたずら防止などメリットが多く挙げられる優れもの。しかし、バイクカバーを使用していることで起こるデメリットもあります。具体的には、どういったデメリットが挙げられるのでしょうか。
まずひとつ目のデメリットは、バイクカバーをかけっぱなしにしていることが原因で湿気がこもってしまい、バイクが錆びてしまうというもの。 大切に保管するためにかけていたカバーが原因で錆びている事に気付かず、そのまま放置していると錆が進行してしまうケースも少なくありません。 また、防水をうたった製品であるにもかかわらず、縫い目から雨水が入り込んでバイクが濡れたり、防水効果が持続せず、バイクを雨ざらしにしているのと同じ状態になったりする製品も多く存在します。 では、錆びさせないためにできる事には、どのような方法があるのでしょうか。 錆は雨や湿気などで濡れた状態が持続することで発生するため、バイクが濡れたままの状態でカバーをかけないよう心がけることが第一。まずはバイクを拭くなどして、水分を取り除いてからカバーをかけましょう。 もしバイクが濡れてしまった状態でバイクカバーをかけたとしても、天気のよい日にすぐ水分を拭き取り、バイクだけでなくバイクカバーもしっかりと取って乾かす事が大切です。
湿気がこもらないように、まめにカバーを外して乾かすことも有効。普段あまり乗らないバイクを保管するためにバイクカバーをかけている場合、濡れていない状態で保管をおこなっていたとしてもそのまま放置することはせず、定期的にバイクカバーを外して湿気を追い出すことが大切です。 ちなみに、バイクを停めている場所によっても錆びやすさが変わる場合があるので要注意。 土は雨が降るとアスファルトやコンクリートより乾きが遅くなります。そのため、土の上にバイクを停めてカバーをしておくと、アスファルトの上に停めておいた時と比べて湿気がバイクカバー内にこもりやすく、錆びやすくなってしまいます。 なるべく土の上に停めることは避けて、可能な限り舗装された場所に駐車してカバーをしておくことも、錆び対策になります。