県予選から6戦連続無失点の堅守を支える“ヒガシの壁”。阪南大高のエースも完封した東福岡DF大坪聖央は「自信になっている」と胸を張る【選手権】
185センチの長身を活かして対人の強さを披露
[高校選手権・3回戦]東福岡(福岡)1-0 阪南大高(大阪)/1月2日/浦和駒場スタジアム 【動画】東福岡が前半のゴールを守り切って完勝! 阪南大高戦ダイジェスト 1月2日に行なわれた第103回全国高校サッカー選手権の3回戦で、東福岡が阪南大高と浦和駒場スタジアムで対戦。前半8分に伊波樹生が挙げた先制点を守り切り、1-0で勝利してベスト8進出を果たした。 県予選から無失点を続ける東福岡は、2回戦で新潟明訓を6発でくだした阪南大高の攻撃もシャットアウト。これで県予選から本大会まで6試合連続で完封勝利だ。 この一戦にセンターバックで先発した大坪聖央は、185センチの長身を活かして対人の強さを披露。無失点を続けているチームについて「(無失点が)自信になっている。徹底して変えずにやっていきたいです」と胸を張る。 新潟明訓戦で2得点を挙げた阪南大高のエース硲冬真ともマッチアップ。試合に臨むにあたって大坪は「新潟明訓の守備が自分たちだったらと(初戦を)観ていた」と分析したという。スピードのある相手に「サイドに行った際にはサイドバックに縦を切れと声で誘導して(ボールを)回収できていたと思います」と振り返った。 伝統のサイドアタックを持ち味に全国制覇を成し遂げた第94回大会から9年。堅守のチームに生まれ変わった“赤い彗星”が、再び頂点を目ざす。 取材・文●藤井圭(サッカーダイジェストWeb編集部)
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