空軍、防空作戦計画の演習実施 緊急対応や交戦の手順確認/台湾
(台北中央社)空軍は28日、「全体防空作戦計画演習」を同日午前5時から同7時にかけて実施したと発表した。防衛作戦の全体的な有効性の強化や、防空部隊の緊急対応と交戦の手順を確かめる狙いがあるとしている。 同演習は四半期ごとに行われている。今回の演習には経国号(IDF)やミラージュ2000-5、F16Vの主力戦闘機3機種に加え、C130H輸送機、攻撃ヘリコプターAH64E「アパッチ」などが参加した。 空軍は報道資料を通じ、敵情の変化に向き合い、「実戦化」した訓練により防衛の強靱(きょうじん)性を引き続き高めていくと強調。潜在的な脅威や挑戦に備え、空の安全を確保するとした。 (游凱翔/編集:田中宏樹)