どうして!?…株価暴落局面、急いで「損切り」したのに(涙)。価格がアッサリ戻る、株式相場の切なすぎる実情【経済評論家が解説】
損切りはすべきだが、狼狽売りは避けるべき
平均株価が暴落したら、まず深呼吸して落ち着きましょう。そして、過去数十年の平均株価のグラフをじっくり眺めましょう。そして考えましょう。「過去、何度も暴落したが、そのたびに戻って来た。今回に限って戻らないと考える理由はあるだろうか」と。 多分、理由を思いつかないでしょうから、今回も戻るだろうと信じて売らずに持ち続けましょう。 以上は、平均株価の話ですが、個別株が暴落したときには、「損切り」をするべき場合も多いので、平均株価の話とは分けて考えましょう。その話は別の機会に。 最後に、平均株価が1,000円程度下がっても、暴落とは言いません。株価が3%下がるたびに騒いでいては、過去の暴落に笑われてしまいます。平均株価が短期間で1割以上下がったら、騒いでも笑われないと思いますが。 本稿は以上ですが、投資判断等は自己責任でお願いします。なお、本稿はわかりやすさを重視しているため、細部が厳密でない場合があります。 筆者への取材、講演、原稿等のご相談は「ゴールドオンライン事務局」までお願いします。「THE GOLD ONLINE」トップページの下にある「お問い合わせ」からご連絡ください。 塚崎 公義 経済評論家
塚崎 公義