【本日放送】「世にも奇妙な物語'24 冬の特別編」佐藤勝利は本人役で主演 “奇妙なドラマ”のあらすじ・キャストまとめ
「世にも奇妙な物語'24 冬の特別編」が、本日12月14日午後9時~午後11時時10分に、フジテレビの土曜プレミアムで放送される。今年も、旬のキャストによる4つの“奇妙な”ドラマが披露されることに。本記事では、各エピソードの詳細を紹介する。 【フォトギャラリー】「世にも奇妙な物語'24 冬の特別編」エピソード写真 【「世にも奇妙な物語」概要】 ストーリーテラー・タモリと豪華キャストが視聴者を“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズ。1990年4月にレギュラードラマとして放送を開始し、その後は特別編という形で年に2度放送を続けてきた。これまで各時代を代表するような作家や脚本家と豪華俳優を掛け合わせることによって、その名の通り“奇妙な”物語の世界観を作り出してきている。 ●「City Lives」 主演は、佐藤勝利(「timelesz」)。同シリーズ初出演にして初主演を務めており、自身初の本人役に挑む。共演は片山友希、板倉武志。演出・脚本は、小林洋介、針谷大吾。2023年1月~2月に「火曜ACTION!」枠で放送された同名の連続ドラマのコンセプトを元に、新たにストーリーと役者で送る“奇妙”らしい作品となる。 <あらすじ> 物語は、動物番組のロケだと聞かされ車で待機していた佐藤(本人役)が、人間の記憶を読み取り都市に擬態する、“街”と呼ばれる世界最大の生き物に飲み込まれるところから始まる。佐藤と一緒に飲み込まれた番組メイキングカメラマンの水谷賢太郎(板倉武志)とともに、謎に包まれた“街”の生態を特集すべく、その街で唯一の生きる人間である、都市型生物保護機構の保護官・辻みさき(片山友希)に密着取材することに。荒野を移動する建物群、生えてくるビルが自身の一部で作り出した本物の人間そっくりの“疑似住民”など、“街”のなかで起きる不思議な現象を目の当たりにしながら、一行は、“街”がなぜ自分たちを閉じ込めたのか、原因を探っていく。 ●「ああ祖国よ」 主演は、尾上松也。同シリーズ初出演にして初主演を務めており、テレビ局で番組制作を手掛ける“私”を演じている。共演は、津田寛治、Fenix D'Joanら。演出は植田泰史、脚本は相馬光が担当。原作は「ボッコちゃん」など数多くのSF作品を中心に生涯1000編を超える作品を執筆し、現在も国内外で人気を誇る“ショートショートの神様”・星新一の短編集「おみそれ社会」に収載されている同名小説。“奇妙”で星新一作品を映像化するのは、2004年放送の『殺し屋ですのよ』以来20年ぶりとなる。 <あらすじ> テレビ局で番組制作を手掛ける“私”(尾上松也)。眠っていた“私”のもとに上役からの電話が鳴った。すると上役からアフリカの小国・パギジア共和国が突如として“我が国”に宣戦布告をし、小さな船が2隻で攻めてきているという。寝起きの“私”は理解が追いつかないまま上役の命令により特別報道番組の担当をすることになり…。 ●「第1回田中家父親オーディション」 主演は、お笑いコンビ「アンガールズ」の田中卓志。同シリーズ初出演にして初主演を務めており、父親役に挑戦。ドラマ出演は、2016年以来8年ぶりとなる。共演は池津祥子、藤本洸大、林芽亜里、堀井新太、森岡豊、新井真悟、西畑澪花ら。演出は木下高男、脚本は原野吉弘が担当している。 <あらすじ> 田中賢一(田中卓志)は、毎日残業続きで仕事に明け暮れる日々を送る会社員。家のことは何もせずに全部妻・あず沙(池津祥子)に任せきりとなっていた。家庭をおろそかにするダメな父親であることは自覚している田中だったが、ある日突然、あず沙から大事な報告があると告げられる。離婚話かと思い身構えていると、「第1回田中家父親オーディション」を開催することにしたと告げられて……。 ●「フリー」 主演は、清野菜名。同シリーズ初出演にして初主演を務めており、映像制作会社に勤める篠崎リカ役を演じている。共演は、細田善彦、福津健創ら。演出は紙谷楓、脚本は荒木哉仁が担当している。 <あらすじ> 映像制作会社に勤める篠崎リカ(清野菜名)はある日、オフィスで、メンズ美容エステの動画編集に追われていた。画面上には、「料理する男」「晩酌する男」「たたずむ男」といったフリー素材の“おじさん”(福津健創)が並ぶ。そしてリカが一旦作業を中断し、休憩から戻ると、画面上に映っていたはずの“おじさん”が消えていた。そしてリカは、誰もいるはずのないオフィスに人の気配を感じる。