愛犬・愛猫向けの健康管理サービス「Buddy Cloud」提供開始、アプリDL不要でLINE上から簡単に利用できる
株式会社Buddy Cloudは、愛犬・愛猫のための健康管理サービス「Buddy Cloud」をLINE上で提供開始した。 【画像】愛犬・愛猫向け健康管理サービス「BuddyCloud」利用イメージ 本サービスを活用することで、株式会社Buddy Cloudが提供する愛犬・愛猫向け尿検査キット「Buddy Medical Check」の検査結果確認や結果蓄積のほか、通常紙媒体で自宅に保管されている血液検査結果のデジタル化と蓄積が可能に。それにより、自宅で愛犬・愛猫の体調不良の早期発見・早期対処ができる環境構築を実現する。 サービス誕生のきっかけなどを担当者に聞いた。 ーー今回のサービスに関して、アイデアはどのようにして生まれた?また、その実現に向けて苦労した点は? 代表の藤井は2023年まで犬を飼っていました。しかし、ある日の朝突然けいれんを起こし、急いで救急病院に連れて行ったのですが、残念ながら翌日に亡くなってしまいました。獣医師の先生から「このような行動はありませんでしたか?」と聞かれたときに、家族全員がハッと気付かされました。ワンちゃんはアラートを出していたにも関わらず、それに気付けずに放置してしまったことを後悔しました。 この原体験を通じて、ペットを家族の一員として育てるなかで、早期発見の重要性を痛感しました。そして、共同代表の小佐々は幼少期から犬と猫が大好きで、幼少期の愛読書が犬の図鑑でした。成長してからもその思いは変わらず、大学院では犬の遺伝子を研究していました。そのなかで、ペットの世界の予防医療はどうなるのだろうと考えるタイミングがあり、それがこの検査を開発するにいたった理由のひとつです。 ーーユーザーへのメッセージは? 「Buddy Cloud」では、ペットの健康状態をリアルタイムに把握できる自宅環境の構築を目指しており、今後はデンタル、アレルギー、遺伝子などの領域への進出を予定しています。サービスの最新状況やサービスにかける思いなど、noteやXなどのSNSを通じた情報発信も強化していきますので、応援よろしくお願いいたします。 ■サービス提供開始の背景と狙い ペットの体調不良は、人間と比べると先行した発見が難しく、症状が進行してから気付くことも少なくない。そこで株式会社Buddy Cloudは、ペットの健康状態を自宅で簡単にチェックできる尿検査キット「Buddy Medical Check」に続き、このたび、LINE上で利用できるアプリ「Buddy Cloud」の提供を開始した。 まずはLINEと連携したアプリを提供することで、飼い主が尿検査や血液検査の結果などと合わせたペットの健康状態を手軽にセルフモニタリングできる状態を目指す。またそれにより、万が一の際には早期に獣医師の診断・治療を受けてもらえる環境作りをサポートすることで、愛するペットの健康を守るための支援を推進していく。 ■「Buddy Cloud」の機能・特徴 Buddy Cloudの公式アカウントをお友達登録することで、アプリインストール不要で各種機能を使うことができる。 ■機能(1)「尿検査結果管理」 尿検査キット「Buddy Medical Check」に添付されている試験紙に尿を浸透させ、本アプリに写真をアップロードすることで、全9項目の検査結果の確認が可能。また、検査結果は複数登録でき、長期間にわたって結果の蓄積と数値の推移をスマートフォン上で把握することができる。 <検査項目例(一部)> ・腎、泌尿器疾患に関連する「尿タンパク」 ・糖尿病に関連する「尿糖」 ・尿管等の細菌感染に関連する「白血球」 ■機能(2)「血液検査結果管理」 過去に受検した血液検査結果を撮影し、本アプリにアップロードすることで、アプリ上で血液検査結果の管理ができるようになる。また、検査結果は複数登録でき、長期間にわたって結果の蓄積と数値の推移をスマートフォン上で把握することができる。 ■機能(3)「検査項目解説」 尿検査結果および血液検査結果の画面から、それぞれの検査項目の特徴や関連する疾病についての解説を確認できる。 ■株式会社Buddy Cloud co-founder兼CEO 藤井峻さんのコメント 家族の一員の愛すべきペットに「健康で幸せに長生きしてほしい」という思いは、飼い主の共通の願いではないでしょうか。 本検査サービスは、一緒に快適に長い時間を過ごせるように、ペットの健康作りをサポートしたいという思いで開発しました。これからさらにサービス改善を続け、よりよい検査を提供できるように、皆様からのご意見をお聞きしながら提供価値拡大にが励んでいきたいと思っております。 弊社は、「後悔のないペットライフ」をビジョンに、今後もさまざまなソリューションを皆様の愛すべきワンちゃん・ネコちゃんにお届けします。 ■株式会社Buddy Cloud co-founder 小佐々大熙さんのコメント 私はもともと犬が大好きで、大学院では犬の遺伝子研究をしていました。そういった経験のなかでペットの予防医療に関して考える機会があり、それが本サービスの開発につながったひとつの理由です。 ワンちゃん・ネコちゃんは喋ってくれないので、彼らの体調には特別気を遣ってあげる必要があります。少しでもリアルタイムに彼らの状況をわかってあげられるようになることが、飼い主さんが抱える後悔や悩みを減らす手段になると考えています。 本サービスは、飼い主さんがワンちゃん・ネコちゃんの体調を簡単に調べることができ、かつ、手元でいつでも日常の健康情報を確認できる、そんな環境を構築するために開発しました。手元に普段から記録している検査結果や健康情報があるということは、何か変だなと思った時の判断基準の一助にもなりますし、獣医師さんにも説明しやすくなるという考えです。 今後は、尿検査や血液検査の結果に加え、より多くのヘルスケアデータをペットとの日常生活から蓄積し、さまざまな情報が手元に集まるサービスに発展させていきたいと考えております。将来的にはその子のデジタルツインが手元にある状態を実現し、飼い主さんがわが子のちょっとした変化にいち早く気付くことができ、さらにはその子にマッチしたご飯やおやつ、遊びなどを選ぶことができる、そんな世界を作っていきたいです。