【ライブレポート】BUDDiiSが初の武道館ワンマンライブでファンに伝えた想い「一生かけて愛します」『BUDDiiS vol.08 Nippon Budokan - UtopiiA –』
それぞれからバディへ、感謝の言葉
そして、武道館に響き渡る、「アンコール」の声。その声に応え、Tシャツに着替えたBUDDiiSが登場。 「一個の目標にしていた武道館、無事にここまでみんなのおかげで来ることができました」とFUMINORIが改めてお礼を伝え、それから、メンバーひとりひとりからバディに向けてメッセージが届けられた。 MORRIEは「真面目なコメントは苦手なんですけど」と前置きした上で、「武道館に実際に立つまで実感がなくて。まさかこんな自分が立てるわけがない、って自分の中では思っていたし、現実味がなかったので正直立つまでは緊張よりワクワクが勝っちゃってて。リハしていたときもふわふわしながらだったんですけど、でも今日こうやって実際に日本武道館に立ってこんなたくさんの綺麗な景色を見て、配信だとか、ここにいない人も含めたら、もっとたくさん方がいらっしゃると思うんですけど、こうやって実際に見ると改めてみなさんを大切にしていきたいな、と思いました」。 そして「お父さんとも東京ドームに行くって幕張のライブのときに約束したんですけど、それをバディのみなさんに伝えたら、MORRIEの夢を叶えたい、ってバディの夢になってくれた、というか、僕の夢がみんなの夢になったと僕は思っているので。みんなのためにも叶えたいし、お父さんのためにも……」というところで会場からは大きな拍手が。 そんな拍手に涙を堪えるような表情を見せるMORRIEだが、その肩にHARUKIがポン、と手をのせる。すると不思議と涙が引いたようでHARUKIがグッドサインを出す。MORRIEは「意外と効くね。すごくない? 何いまの。スーッと引いてくね」と驚きの表情を見せたあと、改めて「お父さんお母さんとの約束を絶対に守る。そして、ここにいるバディのみなさんを一生かけて守りたいと思うので。本当に辛いときとか、悲しいことがあったら、いつでも僕たちに会いに来てください。一生かけて愛しますので」。 SEIYAは「武道館に2DAYSこうやって立てているのが本当にすごく嬉しくて。この景色で毎日寝たいな、と思うぐらいです。本当に幸せだな、って感じます」と噛み締めるように言った。さらに地声で「バディ、愛してるよ!」と伝えた。「ペンライトも制御式になったり、演出もこだわったと思うんですけど、みなさんの後ろまで見えてますよ。みんなの顔も。笑ってる顔を見るの、本当に大好きで。この景色を見るために今生きてるんだな、と思います。大好きです!」と声を張った。 HARUKIは「BUDDiiSは無観客ライブから始まり、苦楽を共にしたメンバーと一緒に、4年間で武道館に来られたことがすごく嬉しく思いますし、メンバーを誇りに思います。そんな中、改めて、武道館2DAYS完売、ありがとうございます!」と言い、それにメンバーも頷く。「きれいな景色を見せてくれるバディに、とにかく毎日精進して、恩返しできるように頑張りますのでこれからもよろしくお願いします」 「武道館でのライブっていうのは、最初は想像もつかなかった」とTAKUYA。「だからこそ、こういうステージに立たせていただくことの難しさだったり大変さだったりはわかってはいるつもりなんですけど、リハや準備段階でも大変だな、と思うことがあるし、怖いなと思うこともある」と言い、「その中でこうやってバディが応援してくれているのもメッセージでみたり、メンバーも一緒になって進んでくれるっていうこの生活がすごく楽しくて、幸せだな、って思ってて。だからこそ、この時間を少しでも長く続けていけたらな、というのがモチベーションになっているし、まだまだ自分的にもやりたいことはいっぱいあるので、それをみんなと一緒に、この先のステージで見せていけたらな、と思っているのでこれからもよろしくお願いします」。 「今回初めて制御ペンライトというものを導入して、すごく綺麗な景色を見ながらライブをすることができました。制御ペンライトって完売してないと、100%の力を出せなくて」とSHOW。「2DAYSが完売したことはすごく嬉しいですし、ホッとしているところもあって。でも、完売するとどうしても一番後ろの席で見る方がいらっしゃると思うんですけど、そんな方々にも絶対に楽しんでもらえるようにBUDDiiSのライブっていろんな工夫がされていると思う」と言い、「これからもどんな席でも楽しめるようなライブをみんなで作っていきたいなと思うので、またぜひ気が向いたら遊びに来てください!僕たち、いつでも待っています」。 「今日は泣かないよ」と微笑んだのはKEVIN。FUMINORIが「昨日泣いたんですか?」と問うと「泣いてないです、ゴミが入ったんです」。そして「本当に幸せでした。音楽を作る立場でもあるので、新しい形で『The One』も広がったりとか、3曲が1曲にミックスされてまた新しい形でお届けできるという作る側にいるという気持ちも、すごくありがたさも感じていて。最初は楽曲が少ないから作ろうか、みたいな話もあったんですけど、それから『そこが僕たちの強みだよね』って。今なにを伝えたいかな、とか話したり、それをたくさんぎゅっと曲に詰めて、こうやってライブでも直接届けるという仕事が本当にかけがえのない仕事だな、と。……仕事というか人生ですね」。そして、「これから先もどんどん大きくなっていきたいし、いろんな気持ちを届けていきたいので、引き続き応援してくれますか!?」と問い、大きな歓声に「ありがとうございます!」と顔をほころばせた。 「感無量ですね。本当に感謝しかない」とFUMIYA。「僕、性格的に好きじゃないとずっと続けられないんですけど、昔から誇れるようなものがなくて。ダンスは自信があったんですけど、こういう人生送ってます、って自慢できるような人ではなかったんです。でもライブを作ったり、みんなと会ったりお話したり、配信したり、ライブで歌って踊ったり、そういう日常を繰り返していく中で、スタッフさんだったり、家族だったり、バディのみんなのおかげで、すごい人たちだな、っていうのを本当に思ってて。一番はメンバーに思っているんですけど」と語り、遠い未来、おじいちゃんになってからのことを想像しながら、「(周りの人たちに)めちゃくちゃ自慢できる、そして誇れる人生を送らせていただいてるな、と心の底から思っています」。「本当に今日も幕が上がって、歓声が大好きで。これからもあれをぜひ、あの景色をぜひ僕たちに見せてください。踊り続けます!」と宣言した。 YUMAはお礼を伝えたあと、「今日、帰って多分寝る前に思うことは、こんな素敵な景色を前にして、なんで『The One』を間違えたんだろうっていうこと」と悔やんだ。「あとはメンバー10人と、ライブ支えてくれるスタッフさんや、1人1人のバティのみんな、家族、全員に感謝していて、一緒にこの空間にいられること、一人ひとり欠けずにいられる当たり前じゃない、一日一日を大切にこれからも一緒に進んでいきましょう」。 「あんまり何を話すか決めてこなかったんですけど」とSHOOT。「夢のような舞台だな、と思っていたんですけど、まだ夢の中にいるような感覚で。本当に現実になって僕たちが堂々とステージに立てることがすごく幸せです」とお礼を伝えた。 「みんなが言うとおり、当たり前じゃないですし、周りの支えがあってこそのメンバーのひとりですし、メンバーたちですし、それぞれのファンですし。この関係性が僕は大好きで、僕らがこの先も変わらず、みんなに声や踊りでいろんな気持ちを届ける分、みんなも変わらず僕たちに声だったり、笑顔だったり、いろんなものを届けてほしいな、って思ってます。本当に僕はライブをするたびに幸せ者だな、と思います。いつも本当にありがとうございます。大好きです」 ラストはリーダーFUMINORI。 「いつも変わらず、そばにいてくれてありがとうの気持ちでいっぱいです」と言い。「日々、送ってくださるメッセージ、お手紙もしっかり読んでますし、みんながどういう人生を歩んできて、どんな人か、どんな勉強をして、どんなお仕事に就いて、どんな日々を送っているか、ほんの少しはみんなのことを分かっているつもりです。僕も同じ人間なので、みんなと一緒で悔しい思いだったり、辛いことや嫌な気持ちになったりすることもあるので、一緒だな、っていうふうに感じながら、日々を送っている中でBUDDiiSという活動を通して、僕はなんのためにやっているのか、とか、誰のためにこの思いを伝えていきたいのか、とか考えながら、日々思うことがあって。例えばみんなが誰かに否定されたり、嫌なことがあったりしても僕が全部肯定します、どんなときも味方でいますし、大丈夫だよ、って何度でも伝えます」。 みんなががんばっているのは伝わっている、と言葉を尽くして話し、「だからこそ、いつも伝えていますけど、絶対、絶対に幸せにして帰したいです。僕の人生において、バディと出会えたことが僕の財産です。これからの人生、いろんな人にみんなのことをたくさん自慢したいな、と思っています。それぐらい、みんなのことが大好きでずっと一緒にいたいな、と思っています。これからも、BUDDiiSらしく、たくさんのエンターテイメンを届けていくので、温かい応援よろしくお願いします!」。