「戦術ばかりを頭に入れるのではなく...」浦和キャプテン酒井宏樹が強調した“原点”「しっかり注入できた」
「長い道のりだった。本当に嬉しい」
浦和は3月10日、J1第3節で札幌と敵地で対戦。31分にセットプレーで酒井宏樹が挙げた1点を守り切り、1-0で勝利を収めた。 【動画】酒井がヘッドで決勝弾! 開幕の広島戦は0-2、続く東京Vは1-1。札幌戦でようやく掴んだ今季初白星に、酒井は試合後のフラッシュインタビューで「嬉しいです。それと同時にホッとしているというか。ちょっと長い道のりだったので。本当に嬉しいです」と安堵する。 迫力あるヘディングシュートが決勝点に。腕章を巻く背番号2は「良いボールも来ましたし、良いスペースに走り込めた。決まって良かった」と自身のゴールを振り返る。 今後に向けては「自分たちにしっかりベクトルを向けることが大事」とし、次のように続ける。 「まだまだ発展途上なのは、みなさん見て分かると思います。今日は戦術ばかりを頭に入れるのではなく、原点の“戦う”だったり、“気合”っていう部分をしっかり注入することができた。 まだまだですけど、少しずつ僕らが完成形に向けてやっていくためには、うまくいかないながらも、勝点3を拾っていくことが大事。これからも続けていきたい」 今季はペア・マティアス・ヘグモ監督を招聘し、新体制で戦う浦和。ここからさらに上昇していけるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部