展示品の梨“ボロボロ”に… 防犯カメラに想定外“犯人”の姿が
展示されていたナシが何者かによってボロボロに。予想外の“犯人”がカメラに映っていました。 【画像】ネコもキツネもスルー “一心不乱”にナシを食べたのは?
■予想外“犯人”の姿
見るも無残、ボロボロになったナシ。 エースパックなしっこ館 吉田亮参事 「とうとうやられた!という感じ」 鳥取県にあるナシのテーマパーク「なしっこ館」。 被害に遭ったのは、展示中のナシです。 吉田参事 「何者かをはっきりさせるために、自動撮影のセンサーカメラを設置した」 映っていたのは、なんとネコです。ただ、目の前のナシには目もくれず、立ち去ってしまいました。 その8日後、キツネです。かなりナシが気になっている様子。しかし、キツネも犯人ではありませんでした。これまで映っていた動物たちは犯人ではなかったのです。 しかし、カメラ設置から1カ月あまり、とうとう真犯人が現れました。 暗闇に光る目。2匹いるようです。そしてナシの元へ。一心不乱に食べ始めました。この生き物は一体? 井の頭自然文化園 大河原陽子さん 「あれはテンですね。ニホンテンとも呼ばれる」 犯人はまさかの“テン”。 吉田参事 「タヌキを予想していたが、ちょっとこれは想定外というか意外でした」 テンはどんな動物なのでしょうか? 大河原さん 「(テンは)木登りが得意で果物もよく食べる雑食性の動物。全国的に分布していて、里山のような環境だと人里近くに暮らしていてもおかしくない」 今回、見事テンの撮影に成功した「なしっこ館」は、この映像を農業被害の対策に役立てたいとしています。
テレビ朝日