名鉄百貨店本店が26年春に閉店か、開業70周年 名古屋駅周辺の再開発に伴い
名古屋鉄道が、愛知県・名古屋駅前の名鉄百貨店本店を2026年春をもって閉店すると、国内複数媒体が報じた。 【画像】津田沼パルコ 閉店日の様子
名鉄百貨店本店は、東海地区初のターミナル百貨店として1954年に開業。1967年には3階建てから10階建てに増床し、市内最大の売場面積を誇る店舗となった。2024年には、開業70周年を迎えた。 報道によると、閉店は名古屋駅周辺の再開発の本格化に伴うもの。名古屋鉄道は2026年春の閉店後、年度内に建物の解体をスタートさせ、2027年度には新たな高層ビルの建設を始める予定だとしている。同じビル内に入居している名鉄グランドホテルも百貨店閉店と同時に営業を終了するという。 なお、名鉄百貨店側は本件に関して「名駅再開発の方向性を含めた今後については2024年度中に名古屋鉄道の判断のもと、公表される予定」だとしている。同店は16日、顧客向け優待サービス「友の会」の新規入会、継続、増口の手続きを2024年末で停止することを発表した。