アウェイに強すぎるグループ・超特急、その理由を聞いた「8号車すごいと言われるのがうれしい」
『8号車』すげえな、と言われるのがうれしい」(アロハ)
──パフォーマンスの面白さで言うと、2024年はLmaga.jpで『LIVE SDD 2024』(3月9日・大阪城ホール)や『関西コレクション2024 S/S』(3月20日・京セラドーム大阪)のライブレポを書かせていただいたんですが、毎回、ああいったイベントのような場所で超特急って1番強いなって思うんですよね。 アロハ:本当ですか。でも僕はもう個人的に『関西コレクション』は人生初ドームというのもあって、それでまずテンションが上がりましたし、やっぱり出るからには来てくださったお客さんに「一番よかったね」って言われるようなパフォーマンスをしたいと思っていたので、ボルテージがガン上がりでした。 ──『LIVE SDD』ではトップバッターとして盛り上げて、『関西コレクション』はメンバー全員の気迫がスゴかった印象です。これまでも超特急は何度か関コレに出ていて、「面白くてかっこいい」というイメージを持っていた人が多かったかもしれないですが、1曲目『Countdown』から始まったのを見て、「今年、ちょっと気合いがちゃうな」と。 アロハ:そうですね。ユーキくんがセトリを決めてくれたんですけど、「勝負しに行くぞ」って。『Countdown』からの『MORA MORA』で、完全に勝負しに行きましたね。 ──ほかの出演者も多くていろんなファンがいるなかで、会場にいる全員を引き込む力みたいなのがすさまじいなというのと、それに加えて8号車の勢いを感じました。メンバーカラーのペンライトがすごくキレイで。 アロハ:うん、本当にありがたいです。 タカシ:僕たちの気合の入り方を感じてくださったと思うんですけど、何が一番そうさせてるって、結局8号車なんですよ。正直フェスとかイベントって8号車もアウェイなわけじゃないですか。なのに、すごくみんなマナーが良いし、ちゃんとほかのアーティストさんのライブも楽しむし。 ──そうですね。 タカシ:それで自分たちの番になったら、僕たちを思う存分応援してくれて。いや応援というよりも、一緒にライブしてくれているような光景があるから。だから僕たちも感化されてより燃えるんです。 ──確かにほかのファンから見たら一体感というか、すごいですもんね。 タカシ:イベントとかフェスでまず何が話題になるって、パフォーマンスももちろんですけど、 タカシ&アロハ:(2人声を揃えて)8号車! アロハ:そう、8号車すげえなって(笑)。それがめっちゃうれしいんですよ。 ──ファンも一緒に「ドーム目指すぞ」という気持ちで。 アロハ:やっぱりドームという場所がそうさせたのかなという風に思いますね。生半端な気持ちでは立てないから。 タカシ:9人体制になって、「ドームで単独ライブをする」という目標がよりリアルに感じられるようになったからこそ、1つ1つのライブに力が入るというか。 ──でもイベントとかフェスって3~5曲とかしかできないイメージですけど、その数曲でもバラエティ豊かな楽曲で超特急の異なる魅力を出せるのが強いなと思います。4月にリリースされたEP『Just like 超特急』の7曲でも、『Countdown』『Steal a Kiss』のようなバチバチなダンスチューンから、『ジュブナイラー』のような昔からの超特急らしさ溢れる楽しい曲まで揃ってますもんね。 タカシ:確かに『Just like 超特急』、そのまんまセトリにしても成り立つような気がする(笑)。 アロハ:全然違うからね。