アウェイに強すぎるグループ・超特急、その理由を聞いた「8号車すごいと言われるのがうれしい」
「毎公演を特別に、という気持ちはどこのグループにも負けない」(タカシ)
──雰囲気の作り方ということですが、今回のツアー『Rail is Beautiful』はどういったライブになってるんでしょうか? タカシ:今回「美」に特化したツアーという名目で。メンバーのユーキが演出のプロデュースをやってくれてるんですけど、結構前々から超特急をより「美しく」見せられるような、そういうライブツアーをやりたいなという話はしてて。「美」といってもいろんな美しいものがあるよねというところから始まって、いろんな曲を交えて最初から最後までストーリーを紡いでいく。僕らならではの表現の仕方で、「超特急なりのビューティフル」というのを体感できるようなツアーになっています。 ──超特急ってメインダンサー、バックボーカルとして、歌も踊りも本当に表現力をすごい大事にしているというか、強みだと思うんですけど、それが存分に生かされてるという感じでしょうか。 タカシ:表現力が強みって自分たちで言うと変な感じになっちゃうかもしんないですけど、 超特急はライブ感とか生ものというのを大事にしていて。だからこそ、 ライブでしか見られない表情とか、パフォーマンスや歌はめちゃくちゃ意識してる。「毎公演、特別なものにしよう」っていう気持ちは、どこのグループにも負けない熱量で持っているなと思っています。 ──なるほど。今7公演ぐらい終わりましたが、セットリストはほぼ同じかもしれないけど、全然違う表現をしてるという感じなんですか。 アロハ:毎回毎回違いますね、たとえばセリフの前の表情とか。あと、僕は変な音ハメの仕方がすごく好きで、そこを遊んでオリジナリティを入れてみたりしています。 ──超特急の曲って、アドリブというか、自由な表現をするところが多かったりするんですか? タカシ:結構多いよね。パフォーマンスだけではなくて、ダンスとは違う体の表現の仕方をするとか、歌でも突然セリフっぽく歌ってみるとかもあるし。超特急ってある種いろいろ試せるから、毎回毎回面白いです。