「PS5 Pro」先行試用レポート! 目玉機能□AIアップスケーリング□で生まれ変わった『FF7リバース』を体験し、『モンハンワイルズ』OBT版でフレームレートも計測した
『モンスターハンターワイルズ』ベータテスト版は、PlayStation 5 Proには未対応です。 『モンスターハンターワイルズ』製品版のPlayStation Pro対応については、2025年2月28日(木)の発売に向けて現在検討中の段階です。製品版での対応内容については、今後の情報をお待ちください。
来年2月28日に発売される『モンハンワイルズ』はまだまだ開発の途中で、PS5 Pro対応アップデートは配信されていません。 つまり、PS5版と同じものをプレイすることになりました。
計測では「解像度優先モード」を選択し、VRRはオフ、モニターは60hzのものを使用。クエストのドシャグマ達の周りをグルグル回って撮影した動画で、フレームレートをカウントしています。PS5では33付近をウロウロしていましたが、PS5 Proでは45付近がアベレージという結果。同じ環境かつ「フレームレート優先」だと、54がアベレージでたまに60fpsに触れることもありました。 念の為に動画編集ソフトで1コマずつ動かしながら手動でカウントしましたが、ほぼ似たような数値が出ています。
PS5 ProのCPUはPS5と同じものを採用しているものの、メモリ周りや処理性能が向上しているようで、その分の余力がフレームレート向上に繋がっているのかもしれません。 製品版がPS5 Proに対応するかは検討段階であり、「『モンハンワイルズ』のPS5 Pro版が配信される」と確約されているわけではありませんが、PS5 Proそのものの性能で製品版のパフォーマンスが向上する可能性が出てきました。
このように、PS5 Proは「最適化されたタイトルであれば、画質の向上とフレームレート上昇によってゲーム体験が大きくアップグレードされること」が先行試用を通して強く実感できました。 同時に、PS5 Proの性能を最大限に引き出すためにはVRRと120hzのリフレッシュレートに対応しているディスプレイを使用しないともったいないことも分かりました。約12万円するコンソールのためにさらなる出費が必要になることがあるかもしれない点には、留意してください。
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