「PS5 Pro」先行試用レポート! 目玉機能□AIアップスケーリング□で生まれ変わった『FF7リバース』を体験し、『モンハンワイルズ』OBT版でフレームレートも計測した
そしてパフォーマンスモード(Pro)の本気はVRRモードと120hz出力をオンにしたときに発揮されます。 こちらは筆者の環境でフレームレートを計測した結果ですが、80~100fpsを維持しながらNYを滑空するという凄まじい描写を実現しています。
考えてみてください、PS5版の画質優先と同じグラフィックで100fps近くも出るという衝撃を……。縦横無尽にアクションを決めるスパイダーマンとPS5 Proの相性の良さを実感できた瞬間でした。
『Stellar Blade』もまたフレームレートを伸ばす方向で成功しています。 PS5 Pro版には従来の解像度とフレームレートのバランスを取ったバランスモードを発展させたProモードと、解像度優先モードのフレームレートを引き上げるPro Maxの2つが追加されています。
PS5 Pro専用モードを選択しているときのみ、フレームレートの上限を引き上げるHFR(ハイフレームレート)を選択できるのですが、入力速度が上がったことでパリィや回避のレスポンスの向上も感じられて、久しぶりのプレイなのに元々やりやすかった「ジャストパリィ」や「ジャスト回避」がさらに気持ちよく決まっていきます。 HFRをオフにしていてもフレームレートの安定した高さは堪能できます。 これが開発スタジオSHIFT UPのコンソール初タイトルとは未だに信じられません。『NIKKE』で破産した過去の自分が報われます。
主人公イヴの描写品質も高まっていて、Proモードでも解像度優先モードより顔のテクスチャがシャープになり、『Stellar Blade』の象徴とも言える□イヴのポニーテール□もよりきめ細やかに描写されています。
Pro Maxモードにするともっと細かくなりますが、残念ながら解像度優先モードで気になっていた残像も増えているので筆者はあまりこのモードではプレイしていません。
非対応ながら『モンハンワイルズ』オープンベータ版もチェック
最後に、10月29日から10月31日に開催された『モンスターハンターワイルズ』オープンベータ版をPS5 ProとPS5それぞれでプレイして判明した違いをお伝えします。
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