今の日本代表の弱点はどこにある? 豪州メディアが必死に探したのは「勤勉さ、規律、組織力が強みだが、柔軟性に欠けるところが……」
日本も無敵ではないと指摘も
15日、日本代表は2026ワールドカップ・アジア最終予選で埼玉スタジアム2002にオーストラリア代表を迎える。 オーストラリアは監督交代に動いたばかりだが、先日の中国戦には3-1で勝利。ひとまずトニー・ポポヴィッチ体制で初勝利を挙げることができた。 しかし、日本は最終予選で無傷の3連勝中と好調だ。日本がホームで戦えることを考えても、日本が優位と見る人が多いだろう。 豪『The Roar』も日本がオーストラリアを圧倒する可能性が高いと展開予想しているが、日本も無敵ではないと主張。いくつか弱点はあるはずだと取り上げている。その1つが『柔軟性の欠如』だ。 「日本は勤勉さ、規律、組織力が強みだが、柔軟性に欠けるところがある。個人的なミスをすることもあるし、それは昨年のアジアカップで敗退した時や、2022ワールドカップ・クロアチア戦でイヴァン・ペリシッチのマークを外した時にも見られた。現時点でオーストラリアが日本に勝つのは非常に難しいが、不可能なことは何もない。日本も無敵ということはなく、オーストラリアは相手の柔軟性が欠けているところやマンマークの弱さといった部分を突かねばならない。そしてオーストラリアも規律、効率性、組織力を重視したプレイをすべきで、日本がドイツに勝ったゲームをモデルとすべきだ」 やや強引に弱点をピックアップした印象もあるが、それだけ今の日本を倒すのは簡単ではないということだろう。もちろん日本も油断するわけにはいかないが、ホームでオーストラリアを圧倒できるか。
構成/ザ・ワールド編集部