静岡県議会 初の補正予算可決 各会派が鈴木知事を総括 県議は衆院選に向け"臨戦態勢”
静岡放送
静岡県議会は10月11日、最終日を迎え鈴木県知事の就任後、初編成となる補正予算案が可決されました。一方、議会が閉会したことで、県議たちは衆院選に向けて臨戦態勢に入っています。 【写真を見る】静岡県議会 初の補正予算可決 各会派が鈴木知事を総括 県議は衆院選に向け"臨戦態勢” 10月11日、最終日を迎えた静岡県議会9月定例会。鈴木知事就任後初編成の補正予算案など22の議案が可決・同意されました。一方、9月定例会をめぐっては鈴木知事が副知事に元総務官僚を起用する人事案を上程する意向でしたが、最大会派の自民改革会議の反発があり、提出を見送ることを決めました。 <落合愼悟議長> 「9月定例会を閉会します」 閉会後の会見で、第二会派が評価したのは鈴木知事の「スピード感」です。 <ふじのくに県民クラブ 田口章会長> 「非常に1つ1つの決断が早く進行が早いと感じていますので、評価できるかなと思っています」 一方、副知事の人事案提出が見送りになったことについてはー <ふじのくに県民クラブ 田口章会長> 「本来であれば人事案件は丁寧に進めていくのが常道だったので、うまくいかなかったのは当局として反省すべき点は反省していただきたい」 最大会派の自民改革会議は、鈴木知事の行政運営の評価についての判断は「まだ少し先のこと」とした上で、リニア問題などへの対応についてはー <自民改革会議 相坂摂治代表> 「非常にスピード感もありますし、我々に対しても情報提供していただいていると思うので、一定の評価はできるのではないか」 議会を終え、県議たちは10月15日公示、27日投開票の衆院選に向け臨戦態勢に入っています。 「勝利に向かって、がんばろー!」 自民党の県議たちの総会では、衆院選に向けた情報共有が行われました。
静岡放送